医学検査学科(認可申請中)
カリキュラム
遺伝子検査学
必修科目の遺伝子検査学に加え、「遺伝子分析科学認定士」の資格取得に向けたカリキュラムを設定、在学中の資格取得をめざします。分子生物学分野の科目を充実させ、基礎医学研究に対応できる知識を学びます。
臨床検査質量分析学演習
国内の臨床検査技師の教育機関では数少ない質量分析装置を用いた講義・実習を予定しており、在学中に「医用質量分析認定士」の資格取得をめざします。
関連職種連携教育
さまざまな医療福祉専門職が協働して最善の治療を行う「チーム医療・チームケア」。学部学科を横断したチームで、附属病院や関連施設で臨床実習を行う独自の関連職種連携教育は、本学の強みです。
海外研修
学術交流協定を結ぶ25か国・地域の49大学・機関・病院で10日から2週間の海外研修を実施します(大田原キャンパスは選択科目)。海外の医療福祉を体験できる貴重な機会として、毎年多くの学生が参加しています。
4年間の学修のながれ
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【1年次】臨床検査学の専門家としての医学的な基礎知識を学ぶ
生命科学の専門家として臨床検査に必須の基礎的医学知識を学修
学内実習
臨床検査学の導入科目として生化学と生化学実習を学び、学内実習をとおして体内の代謝と生体成分の分析法の基礎を学びます。また試薬、装置の取り扱いを身につけます。
■時期:後期
■場所:生化学・免疫・臨床化学・公衆衛生・遺伝子実習室
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【2年次】専門知識の科目に加え海外保健福祉事情や「チーム医療・チームケア」を学ぶ
専門知識・技術の科目に加え、海外研修やチーム医療・チームケアを学修
学内実習
生理学としての心電図などの生理検査学実習Ⅰ、形態系実習として細胞診断検査学実習、医動物検査学実習、定量系実習は遺伝子検査学実習を行います。
■時期:前期・後期
■場所:生化学・免疫・臨床化学・公衆衛生・遺伝子実習室および細菌・病理・血液実習室
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【3年次】臨床検査学の専門科目や学内実習により実践的な知識と技術を身につける
医学検査に関連する実験・実習で、実践的な知識・技術を修得
学内実習
定量系実習は臨床化学検査学実習と免疫検査学実習、形態系実習は微生物検査学実習、生理系として超音波検査学実習を行います。また国際医療保健学演習も選択できます。
■時期:前期・後期
■場所:生化学・免疫・臨床化学・公衆衛生・遺伝子実習室および細菌・病理・血液実習室
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【4年次】臨地実習や卒業研究、そして国家試験対策に重点的に取り組む
進路に合わせた科目も選択可能。卒業研究や国家試験対策に重点的に取り組む
臨地実習
病院で、検査受付・採血、一般検査、血液検査、免疫検査、生化学検査、細菌検査、遺伝子検査、病理検査、輸血検査、生理検査、解剖を経験します。
■時期:11週間
■場所:附属病院、栃木県内の協力病院、東北・関東地区の大学病院、基幹病院など