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第三代目学長 北島政樹副理事長・名誉学長 逝去

 5月21日(火)午後2時28分、学校法人国際医療福祉大学副理事長・名誉学長の北島政樹が東京都内の病院で、心不全により、逝去いたしました。77歳でした。
 昭和41(1966)年3月に慶應義塾大学医学部卒業後、足利赤十字病院外科部長を務め、昭和50(1975)年にハーバード大学MGHに2年間留学、平成元(1989)年に杏林大学第一外科教授を務めた後、平成3(1991)年に慶應義塾大学外科学教室教授に就任。平成11(1999)年10月に同大学病院長、平成13(2001)年7月に医学部長を務め、平成19(2007)年4月に国際医療福祉大学副学長・国際医療福祉大学三田病院長、平成21(2009)年7月に国際医療福祉大学学長、平成28(2016)年4月より学校法人国際医療福祉大学副理事長を務められました。
日本を代表する外科医としても知られ、第100回日本外科学会会長、日本がん治療学会理事長、日本内視鏡外科学会理事長などを歴任したほか、海外でも第42回万国外科学会会長、国際消化器外科学会会長、世界最高峰の医学雑誌New England Journal of Medicine編集委員などの要職を務め、英国・米国・ドイツ・イタリア・ハンガリー・ポーランド外科学会名誉会員としても幅広く活躍されました。
国際医療福祉大学三田病院長時代に、「東京都がん診療連携拠点病院」として三田病院を高度な診療機能を有する全国でも有数の病院に育てたほか、本学学長として、関連職種連携を中心とした「チーム医療・チームケア」教育に力を注がれ、「未来を見据えて取り組む」ことを基本理念に、2016年の成田キャンパス新設(成田看護学部・成田保健医療学部)に続き、副理事長としてこれまでにない革新的な医学教育を実践する医学部を2017年に開設するなど、本学の発展に多大なご尽力をいただきました。
 通夜および告別式は、近親者によって密葬にて執り行われました。
 なお、後日「お別れの会」を開催する予定です。


北島 政樹 略歴【PDF】