大田原キャンパス

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オンラインによる授業がスタート

政府が新型コロナウイルス感染防止対策として緊急事態宣言を全国に拡大するとともに、外出自粛および大学施設の使用停止の要請したことを受け、国際医療福祉大学大田原キャンパスでは、学内施設への学生・院生の入構禁止措置をとり、当初予定を2週間延期して、4月20、21日にオンラインによる新入生を対象とした学科および教務等のオリエンテーション及び在学生を対象としたオリエンテーションを実施、22日からはオンライン授業を開始いたしました。
担当の教員が、パソコン上の画面に映し出された学生の名前を確認して、「いまはどこで聴講されていますか」などと会話をしながら授業を始めていました。教員が使用する教科書を手に持ち、ポイントなる個所を読んで聞かせたあと、画面上の学生と質疑応答をしていました。
事前に学科ごとにオンラインで学生と連絡を取り合い、オンラインによる授業の開始について、不安なことがある学生は担当の先生からアドバイスを受けるなどしていたため、オリエンテーション、授業とも順調に進んでいます。
「緊急事態宣言」の実施期間中はオンラインによる授業とする予定です。

本学は医療・福祉の総合大学であり、大田原キャンパスには3学部8学科が設置され、約4000名もの学生が在籍しています。新型コロナウイルスの感染拡大、栃木県における緊急事態宣言の発令を受けて、学生の皆さんの感染を未然に防ぎ、健康を守るため、大学構内への立ち入りを制限し、20日からのオリエンテーションと本日22日からの全ての授業をオンラインで実施することにしました。オンライン授業はZoomというWeb会議システムを用いて、教員と学生の端末間でネット環境を経由して双方向性に行いますので、討論や意見交換も可能です。主にパソコンを使用しますが、スマートフォンでも受講でき、課題の提出や講義資料の配布、教務関連情報の提供はGoogle classroomを併用して行います。工夫次第では対面授業に匹敵する講義を提供できるものと考えています。学生・教職員ともに慣れない環境下で戸惑うことが多々あると思いますので、オンライン授業ポータルサイトを立ち上げて、トラブルが生じた場合のサポート体制を構築しています。しかしながら、実技の習得や実際の患者に接する実習はオンラインでは限界がありますので、感染が一刻も早く終息し、実習が再開できますことを切に願っております。
皆さんと共に、この困難を何とか乗り越えて行きましょう。

国際医療福祉大学 副学長/保健医療学部長 新井田孝裕

大田原キャンパス作業療法学科新入生82名を対象にオリエンテーションを行いました。 新入生の担当は、奥村隆彦先生、関優樹先生の2人です。新入生が卒業するまで、この2人の先生方が中心となり学科教員全員でサポートいたします。
この写真は、アイスブレーキングの一場面です。通常は、顔を合わせながら気軽に声を掛け合い、親交を深めていくところですが、それが叶いません。今回は、オンライン授業の仕組みをつかい、数人で1グループを形成して、自己紹介の時間を作りました。机を寄せて顔を合わせるような感じです。教員も学生グループに参加しました。現在は画面を通してでしが話せませんが、オンラインでのアイスブレーク、徐々に氷が解けるように皆さんも緊張感から解かれて、この環境に少しでも早く慣れていただけることを期待します。
国際医療福祉大学 作業療法学科長 谷口敬道

医療福祉・マネジメント学科 蛭田真弓助教
「相談援助演習Ⅰ」
「相談援助演習Ⅰ」は、社会福祉士養成課程の必修科目です。これまで学んできた社会福祉の様々な知識を実際の援助場面で活用していくためにロールプレイなどを行い、基本的なコミュニケーション技術や援助の展開過程において必要なスキルについて学習する科目です。
1人の担当教員につき12人程度の少人数のゼミで学ぶため、学生の活発な意見交換のもとで授業が進んでいきます。オンライン授業でも積極的に意見を出し合えるように、初回の授業では一人ずつ自己紹介を行い、画面越しではありますが、教員とゼミ生の間で、またゼミ生同士で双方向のコミュニケーションを取ることを大切にしながら授業を進めました。

看護学科 北原玉依講師
「リプロダクティブヘルス演習」

理学療法学科 糸数昌史准教授
「装具学1総論(装具の目的と名称)」

言語聴覚学科 平田文准教授
「音声障害学」

視機能療法学科 岡野真弓准教授
「視能訓練学Ⅳ(臨床)」

視機能療法学科 岡野真弓准教授
「視能訓練学Ⅳ(臨床)」

放射線・情報科学科 野村大輔講師
「放射線物理学Ⅱ」

薬学科 加藤英明准教授
「衛生科学Ⅱ」