大田原キャンパス

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保健医療学部4学科と医療福祉学部説明会を開催いたしました。 in 宇都宮市

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大田原キャンパスは6月28日(日)、宇都宮市のホテルマイステイズ宇都宮で、保健医療学部4学科(理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科、視機能療法学科)と、医療福祉学部の説明会を開催しました。

最初に新井田孝裕副学長(保健医療学部長・視機能療法学科長)が「本学と保健医療の魅力」をテーマに、1995年に日本初の医療福祉の総合大学として開設した本学が現在、全国6キャンパスに11学部26学科になり、このうち大田原キャンパスには3学部8学科、学生数は3761人であることなどを紹介しました。

続いて、第1部として、久保晃・理学療法学科長、谷口敬道・作業療法学科長、阿部晶子・言語聴覚学科長、視機能療法学科長でもある新井田副学長がそれぞれ4学科の特長を説明しました。
久保学科長は、理学療法士は「基本的動作能力の回復を図る」「元気に生活し続ける手助けをする」ことが主な仕事で、これからは「日常的に身体を酷使するスポーツ選手のサポーター、産後のリハビリテーション、高齢者の予防分野への取り組み」など、さらに活躍の場が増えると述べました。
谷口学科長は、リハビリテーションの意義として、リハビリテーションの権威である砂原茂一氏の著書から「単に身体機能の回復訓練ばかりでなく、広く障害者の人権回復を求める思想と技術の体系」であることを強調。作業療法士の対象者は、ケガや病気で障害を負い、医療機関から再び地域に戻り、生活する方々であるとして、これから身近な地域の場で中心的な役割を果たすことが期待されていると述べました。
阿部学科長は、舌癌手術後、言語聴覚士のトレーニングを受けているタレントの堀ちえみさんのリハビリテーションを紹介しながら、言語聴覚士は「言葉や聞こえ、食べること」が何らかの原因で困難になった方々の機能回復、獲得を促して、自立と社会参加を支援する専門職であることを伝えました。
新井田副学長は、視能訓練士は「見る力を調べ、見えない、見えにくい原因を探り、見えるを守るエキスパート」であり、医師が診断・治療を正確に行うために視力検査や屈折検査、眼圧検査などさまざまな検査を実施したりして、弱視訓練や斜視訓練について具体的な実例を示しながら、分かりやすく説明。視能訓練士は毎年800人前後誕生するものの、なお約2万6000人が不足しており、さらなる養成が望まれている職業であることを強調しました。

第2部は、医療福祉学部説明会を開催、最初に田中秀一・医療福祉学部長が講演して、同学部医療福祉・マネジメント学科には社会福祉、精神保健福祉、介護福祉、診療情報管理、医療福祉マネジメントの5コースがあることを紹介。それぞれの仕事の内容を詳しく説明しながら、国家資格など各種資格試験で常に高い合格率を維持していることを強調しました。
続いて、小林雅彦学科長、山本康弘副学科長、卒業生の田村桃子さん(国際医療福祉大学塩谷病院医事課勤務)、在校生の高橋萌さん(精神保健福祉コース4年)によるパネルデスカッションが本学医療福祉・マネジメント学科教員の滝澤雅美講師の司会で開かれました。学科の学びの特長とともに、大学選びのポイントやキャンパスライフ、就職支援制度など幅広くディスカッションが行われ、参加者は熱心に聞き入っていました。
説明会は、完全申込制で会場定員の半分の参加人数に限定して開催、受付で検温、アルコール手消毒を徹底、マスクを着用して開催しました。

  • 会場の様子
  • 新井田孝裕副学長(保健医療学部長・視機能療法学科長)
  • 久保晃・理学療法学科長
  • 谷口敬道・作業療法学科長
  • 阿部晶子・言語聴覚学科長
  • 田中秀一・医療福祉学部長
  • パネルディスカッション
  • 個別相談会も開催