コロナ禍で苦労している留学生に西那須野ロータリークラブから食料支援
新型コロナウイルス感染症の影響で生活に苦労している大田原キャンパス所属の留学生が2月25日、西那須野ロータリークラブ(鈴木明裕会長)から食糧支援をいただきました。カップ麺やお米、レトルト食品など保存がきくものを中心に、多くの食料をいただきました。
コロナ禍で留学生は経済的にも心理的にも困難な状況にさらされました。仕送り額の減少や、アルバイト先の勤務時間を削られてしまった者も多く、一人異国で過ごす中で不安定な気持ちとなってしまった留学生も見受けらました。
この日の食糧支援には鈴木会長をはじめ、会員の方々数人が来校されました。受け取った留学生からは「大変な時期に、食べ物をいただいて本当にありがとうございます」などと、感謝の声が上がりました。
西那須野ロータリークラブを含む栃木県内のロータリークラブには留学生を対象とした「ロータリー米山記念奨学会」という奨学金制度があり、大田原キャンパスの留学生は2004年以降、毎年1~3人ほど奨学生として採用していただいており、物心両面から手厚い支援を受けてきました。西那須野ロータリークラブの方々が奨学生を通じて留学生の苦境を知ったことがきっかけで、この度の支援が実現しました。