大田原キャンパス

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総合講義(全8回)が11月11日(土)からスタート

 大田原キャンパスで「現代社会をどう見るか」を共通テーマに、本学を代表する経験豊富な教員に加えて外部の著名人が登場する総合講義(全8回)が11月11日(土)からスタートしました。

 第1回は今年4月に本学大学院長に就任された矢冨裕先生が「最先端の病院機能を支える中央診療部門」をタイトルに講師を務めました。講義は市民公開授業としており、学生と市民合わせて約200人が聴講しました。

 矢冨大学院長は、東京大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院副病院長や日本内科学会理事長、日本臨床検査医学会理事長を歴任された経験を踏まえて、「各診療科と違い、外からは見えづらいが、高度かつ質の高い医療の実践には、すべての診療科の診療を横断的に支援する中央診療部門の存在が必須で、その存在意義はますます高まっている」と指摘。医師や看護師を含む多職種のメディカルスタッフが中央診療部門を支えており、本学では医療福祉の総合大学として、あらゆる領域の医療職を育成していることを強調いたしました。

 矢冨大学院長は、「メディカルスタッフが安心・安全な医療・福祉サービスを提供するためには、チーム医療・チームケアがさまざまな局面で求められており、本学は医療福祉の総合大学として関連職種連携教育を充実させ、その成果をあげている」ことを付け加えていました。

 講義後、質疑応答があり、矢冨大学院長が中央診療部門を支える職種のひとつに臨床検査技師の役割に触れたことから、「大田原キャンパスには臨床検査技師を養成する学科がないのでは」との質問があったことに対して、矢冨大学院長は「2025年春の開設を目指して臨床検査技師を養成する医学検査学科の設置を準備中です」と答えました。

 第2回目は11月24日、元日本看護協会会長の福井トシ子副大学院長が講義をします。全8回の講義内容や申し込みについては、以下を参照ください。

 【授業案内】総合講義(現代社会をどう見るか) (iuhw.ac.jp)

  • 総合講義の様子1
  • 総合講義の様子2
  • 総合講義の様子3