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総合講義 第3回:木村伊量 大学院特任教授
(元朝日新聞社社長)が講演

 第3回は本学大学院特任教授の木村伊量先生が講師を務め「グローバル時代をタフに生き抜くために」をテーマに講義をされました。
 木村特任教授は、朝日新聞社でワシントン特派員やヨーロッパ総局長、代表取締役社長などを歴任された豊富な実体験を交えながら、グローバル時代を生き抜くためには何が必要かをお話されました。国際人の条件として発信力・ユーモア・細やかな気配りが大切であり、多くの日本人は発信力とユーモアが足りないことを指摘。他流試合で発信力を鍛え上げ、臆さずに「No」と言うことが大切だと訴えていました。
 暗殺の危機に際してもジョークを飛ばしたレーガン元米大統領のエピソードを例に挙げ、「ユーモアは人を結びつける、団結させる」という言葉が印象的でした。また、「つまらない人間になるな」「頭のいいひとより、頭の強い人。知識人であるよりも知恵人に。」など、多くの心に響く言葉を紹介されました。
 参加者にとって、この先自分がどんな人間になりたいのかを考えるきっかけになったのではないでしょうか。