大田原キャンパス

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鎌田泰彰助手の研究論文が自律神経学会誌論文賞を受賞

2020.01.08

鎌田泰彰助手の研究論文「光干渉断層計による網膜・脈絡膜の病態生理の検討 -健常者とパーキンソン病の比較-」が自律神経学会誌論文賞を受賞しました。

研究内容
自律神経支配を持つ眼組織として脈絡膜が着目されています。今のところ自律神経障害が脈絡膜にどのような影響を及ぼすかは明らかになっていません。パーキンソン病は自律神経の拮抗が乱れる中枢変性疾患で、眼科領域では縮瞳や網膜の菲薄化が報告されています。そこで本研究では、パーキンソン病患者と健常者比較し自律神経機能障害が網膜と脈絡膜に与える影響を観察しました。

原著論文情報
鎌田 泰彰, 原 直人, 新井田 孝裕, 小野里 規子, 佐藤 司, 向野 和雄: 光干渉断層計による網膜・脈絡膜の病態生理の検討 -健常者とパーキンソン病の比較-. 自律神経55:136-140, 2018.

http://mol.medicalonline.jp/library/journal/download?GoodsID=cj3jirit/2018/005502/001&name=0136-0140j&UserID=210.249.174.18