大田原キャンパス理学療法学科が2021年度第9回運動器の健康・日本賞で日本賞(最優秀賞)を受賞
このたび運動器の健康・日本協会が主催する「2021年度第9回運動器の健康・日本賞」で、大田原キャンパス理学療法学科で応募した「機器を使わない運動を中心とした自助・共助・公助を生かした地域づくり」が、最優秀賞である「日本賞」を受賞しました。
運動器の健康・日本協会は、運動器の健康づくりを通して、医学・医療、保健、教育、福祉及びスポーツの充実・発展・振興を図り、活力ある社会の実現に寄与することを目的として設立された団体で、リハビリテーション分野で活躍する医師をはじめとした多くの医療従事者が会員となっています。
大田原キャンパスの理学療法学科では、栃木県大田原市と共同で市内在住の高齢者の運動機能維持を目指し、15年にわたって器具を使わない運動を中心とした体力づくりを勧めてきました。体力測定データを参加者に伝えることで継続的な身体の変化を確認できるようにした実績を評価され、今般受賞に至ったものです。
本活動の担当者である石坂正大理学療法学科准教授は、受賞に際して「大田原の一連の取り組みが素晴らしく、それを評価された。今後も市と連携して高齢者の健康寿命延伸に貢献したい」と語りました。