大田原キャンパス

学科トピックス

理学療法学科2年生「理学療法診断学Ⅰ」講義紹介

2024.05.21

 国際医療福祉大学 理学療法学科 大田原キャンパスでは、2年生の「理学療法診断学Ⅰ」で、理学療法に欠かせない評価・測定方法を学んでいます。
 この授業では、前半と後半の2つのパートに分かれて、実践的な技術を修得していきます。
 前半では、関節の動く範囲を測定する「関節可動域測定(ROM)」を学びます。関節可動域を正確に測定することは、患者さんの痛みの原因や機能障害を評価するために重要です。具体的な測定方法や、各関節の正常可動域などを理解し、実際に測定を演習を通して練習します。後半では、各筋肉の筋力を徒手的に測定する「徒手筋力検査法(MMT)」を学んでいます。MMTは、筋力低下や麻痺などの症状を客観的に評価する検査方法です。筋力のグレード判定基準や、各筋の検査方法を修得し、実際に学生同士で測定し合います。
 授業の最後には、学んだROMとMMTの技術を活かした実技試験が行われます。試験に向けて、学生同士で集まって自主練習を行い、互いに教え合い、高め合いながら練習に取り組んでいます。