理学療法学科3年生 臨床技術の実技試験に挑む
患者さん目線で移乗介助と歩行練習に熱意
大田原キャンパスの理学療法学科3年生は、今週より「PTスキルⅢ」臨床技術の実技試験に臨んでいます。この試験では、学生たちが日々の学びを活かし、患者さん目線に立った基本動作や歩行の動作分析、移乗動作と歩行練習の技術が試されます。今回の試験は、寝返り・起き上がり、移乗動作、歩行、歩行補助具の4ブースで行われます。
移乗動作ブースでは、教員が模擬患者となり、学生たちはベッドから車イスへの移乗介助を評価されます。患者さんに寄り添い、安全かつスムーズな移乗をサポートする姿は、まさに未来の理学療法士そのものです。
歩行補助具ブースでは、教員の模擬患者に合わせて、適切な杖や歩行車を選択し、歩行練習を行います。患者さんの状態を的確に判断し、最適な歩行補助具を選ぶのは、まさに理学療法士の専門知識と技術が問われるポイントとなります。学生たちは、一人ひとりが課題と向き合い、真剣な眼差しで試験に挑んでいます。
理学療法学科は、実践的な教育に力を入れています。今回の実技試験も、学生たちが日々の学びを活かし、患者さんに寄り添った質の高い理学療法を提供できるよう、教員が個別指導を行いながら実施しています。