第30回新潟県理学療法学術大会で学部生が研究成果を発表
この度、第30回新潟県理学療法学術大会で学部生が口述発表を行いました。演題タイトルは、「乳房組織を有する患者マネキンに対する胸骨圧迫の効果的な介入姿勢の検討」です。この研究は、卒業研究(研究指導者:柊学科長、小林)として行ったものであり、昨年度の先輩が行った研究をさらに発展させた内容となっています。
発表は2日目だったため、初日は特別講演や演題発表を聴講し、学びを深めました。発表当日は朝一のトップで発表でしたが、多くの参加者が発表を聞きにきており、学部生の爽やかな「みなさん、おはようございます!」という挨拶から学会がスタートしました。この日に向けて発表内容やスライドを何度も修正し、本番を想定した予演会も行ってきたので、発表時間をしっかりと守り、自分たちが行ってきた成果を十分に伝えられたと思います。質疑応答ではフロアから多くの質問をいただき、丁寧に回答していたことが印象的でした。セッション終了後も質問者とディスカッションをかわし、本研究の強みや課題が明確になったことでしょう。
研究成果を学生のうちから発信することは大変有意義なことであり、今後も学部生と一緒に理学療法の発展に貢献していきたいと思います。
理学療法学科 講師 小林 薰
【学部生のコメント】
初めての学会発表で緊張していましたが、これまでチーム全員で話し合いや練習を重ねたため、本番では自信をもって発言することができました。原稿を丸読みするのではなく、聴衆の目を見て伝えることの大切さを改めて気がつくことができました。