第143回理学療法科学学会学術大会が大田原キャンパスで開催
11月2日、国際医療福祉大学大田原キャンパスにおいて、第143回理学療法科学学会学術大会が開催されました。本大会の大会長は、本学理学療法学科の大会長:小林 薰 先生が務められました。昨年に引き続き、ハイフレックス方式で開催されました。
今回の学術大会では、「類人猿・ヒトの進化と退化:リハビリテーションの新視点」をテーマに、特別講演が行われました。姉帯 飛高 先生(東京工科大学)からは、「おしりを観る:形態・進化・リハビリの視点から」と題し、後藤 遼佑 先生(群馬パース大学)からは、「霊長類の多様なロコモーションとヒトの二足歩行」と題し、それぞれご講演いただきました。両先生とも、解剖学や人類学といった分野の知見に基づき、リハビリテーションや歩行への新たな視点を与えてくださいました。
一般演題では、本学大学院生や学部生が研究成果を発表しました。特に、学部生の発表は、質の高い内容と堂々とした発表態度で、聴衆を魅了しました。質疑応答の時間には、活発な議論が交わされ、学生たちの研究に対する熱意が伝わってきました。
本学は、今後も学生たちが主体的に学び、成長できる環境を整備していきます。そして、理学療法の発展に貢献できる人材育成を目指し、教育・研究活動を積極的に推進してまいります。