10月26日大田原キャンパスで「第23回日本医療マネジメント学会栃木支部学術集会」を開催
2024年10月26日(土)国際医療福祉大学 大田原キャンパスにて第23回日本医療マネジメント学会栃木支部学術集会が開催され156名の方にご参加いただきました。
本年度は国際医療福祉大学医療福祉・マネジメント学科が担当となり、会長である医療福祉学部長の山本康弘教授を中心に、スタッフ一丸となって学術集会開催に向けて準備を進めました。多くの関係者のご支援をいただき、無事に開催することができましたこと、深く感謝申し上げます。
本学術集会は、学校法人国際医療福祉大学および国際医療福祉大学 同窓会「マロニエ会」との共催で行われました。プログラムは以下のように構成されました。
第一に、ご講演として栃木県の地域医療構想からみた地域包括ケアシステムの状況を栃木県保健福祉部次長の髙橋一貴先生よりご講演いただきました。さらに、コロナ禍の影響を各種統計資料の実証分析をもとにした変化と展望について医療福祉・マネジメント学科の坂本幸平講師よりご講演いただきました。
第二に、パネルディスカッションでは、医療福祉・マネジメント学科の畠山博之介護福祉コース主任が座長を務め、那須赤十字病院呼吸器内科部長の福島史哉先生、介護老人保健施設マロニエ苑介護課長の遠藤亮太郎先生、那須塩原市社会福祉協議会相談支援包括化推進員の柴田直也先生の3名がご登壇し「栃木県北部の地域包括ケアシステムの変化と展望」について活発な意見交換が行われました。いずれの発表も参加者の関心を集め、多くの質問が寄せられ、講演者の方々も丁寧に回答されました。
第三に、ポスター発表では11件の応募があり、参加者同士の交流も活発に行われました。その中で、「優秀演題賞」には『救急医療管理加算の算定向上に向けた取り組み』の栃木医療センター 髙橋邦明様、「学生奨励賞」には『認知症高齢者を介護する家庭内介護者の心理的プロセスと虐待発生リスクの検討変化』の医療福祉・マネジメント学科 介護福祉コース4年 森川夏帆様が選出されました。
本学術集会の開催に際しては、事前準備から当日の運営、また閉会後の対応に至るまで、多くの皆様のご協力に支えられ、スタッフ一同力を尽くし、盛況裡に終了いたしました。
最後に、共催である学校法人国際医療福祉大学および国際医療福祉大学 同窓会「マロニエ会」をはじめ、第23回日本医療マネジメント学会栃木支部学術集会の開催にあたりご支援いただきましたすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。