実践力を養う:理学療法学科2年生 PBL実技試験の取り組み
12月16日、大田原キャンパスの理学療法学科で2年生を対象としたPBL(Problem-Based Learning:課題解決型学習)の実技試験が行われました。PBLは、単に正解を探すだけでなく、その過程で医学や理学療法の知識を深めながら、医療における可能性や患者さんの価値観への理解を深めることを目的としています。
今回の授業では、教員が作成した片麻痺と大腿骨頸部骨折の症例を用い、病状やリハビリテーションの進行段階に合わせた理学療法評価を考案・実施する課題に取り組みました。実技試験に向けて、学生たちは約1ヶ月間、アドバイザー班で議論を重ね、熱心に練習に励んできました。
試験前は緊張した面持ちでしたが、試験会場では練習の成果を十分に発揮していました。来月には医療施設での臨床実習が予定されています。これまでの学びを活かし、実りある実習となるよう応援しています。