第21回 学生&企業研究発表会で冠賞を受賞
この度、大田原キャンパスの理学療法学科4年学部生が第21回学生&企業研究発表会(主催:大学コンソーシアムとちぎ 学生&企業研究発表会実行委員会)にエントリーしていた演題が、「栃木県信用保証協会賞」を受賞しました。
演題タイトルは、「乳房組織を有する心肺蘇生訓練用マネキンの作製および胸骨圧迫の質の検討」です。本発表会は、学生による地域の活性化につながる研究や人間生活の向上や改善に関する研究成果の発表を通じ、地域における学と学との交流や産学官金交流を図ることを目的としています。発表分野は、1)人文社会・教育・経済経営分野、2)環境エネルギー分野、3)ものづくり分野、4)医学・医療・福祉分野であり、今年度は計48件のエントリーがありました。
発表および審査は、まず分野別発表会としてYouTubeで発表動画が配信され、各分野の採点上位2テーマが最優秀賞選考会に進出するという形式でした。惜しくも最終選考に進むことはできませんでしたが、学生らは自分たちの研究結果を堂々と発表していました。その成果として、今回の受賞に至ったことはこれからの学校生活や学術活動への自信にも繋がるよい経験であったと思います。
先日、学内授賞式を開催していただき、副学長から賞状と副賞が授与されました。来年度はより多くの学生がエントリーできるよう学科としてもしっかりサポートしていきたいと思います。
理学療法学科 講師 小林 薰
【学生の受賞コメント】
第21回学生&企業研究発表会において、栃木県信用保証協会賞を受賞したことを大変光栄に思います。担当してくださった小林先生のご指導のもとメンバーと協力して研究を行ってきました。栃木県は心血管疾患による死亡率が高いため、本研究成果を広めることで患者の体型に合わせた姿勢での胸骨圧迫を行い、救命率を向上させていければと思います。この度は、誠にありがとうございました