大田原キャンパス

学科トピックス

第19回栃木県診療放射線技師会学術研究発表会に参加して

2025.04.01

 2025年3月2日に宇都宮市にある栃木県総合文化センターで開催された第19回栃木県診療放射線技師会学術研究発表会および令和6年度第3回卒後教育講座に参加してきました。
 この学会は、栃木県内の診療放射線技師や学生間での情報交換や研究成果の発表などを通して、医療サービスや病院内の環境向上を目的として開催されているそうです。実際、臨床実習でお世話になった獨協医科大学病院やとちぎメディカルセンターしもつが、栃木県立がんセンターなど栃木県内の多くの施設の方が参加しておりました。なお、本学からは研究発表を行った4年生の5名だけでなく、私も含め3年生の参加も非常に多かったので、先生方は感心されていたようです。そして、各病院の診療放射線技師の方や本学の学生による研究発表や企業の方によるRSNA報告・ランチョンセミナー、本学の教授である樋口清孝先生や獨協医科大学病院の木村友昭先生による卒後教育講座が行われていました。
 私は今回初めて学会に参加したのですが、学会に参加するまでは、専門性が高く堅苦しく怖いイメージでした。このように学会に対してネガティブなイメージを持っている人も少なくないと思います。しかしながら、実際に参加してみると、どの発表も将来医療に携わるものとして興味深く、質疑応答なども和やかな雰囲気で行われていたので、学会の印象が大きく変わりました。また、4年生の先輩方の堂々と発表する姿や質問に対して的確に返答している姿はとても格好良く、今回、学術奨励賞を受賞された飯田陽己さんの発表は、本当に素晴らしかったです。 個人的には、尾林稜太さんのカタリストの発表が今後の自分の研究テーマと関連があったため、非常に参考になり、是非、来年私もこの場に立ちたいと思いました!!

(北條勝也、河野良介)