IUHW大田原ラベンダーロードのラベンダーが見頃!
大学南門前を走る国道461号の中央分離帯に、薬学部のメンバーが中心となって2023年から進めてきたラベンダーは、現在まで750本が植栽され、昨年の秋に植えたラベンダーは今が見頃となっています。雑草が生い茂っていた3年前の光景からは想像もできないぐらいきれいに整備されました。5月からイングリッシュラベンダーが咲き始め、6月後半にはにはラバンディン種など暑さに強い品種が咲き始めます。秋に咲くものもありますので10月頃まで楽しむことができ、ラベンダーロードを歩くとよい香りに包まれます。
今年度から「国道461号ラベンダーロード計画」がサークルとして発足し、2年生~6年生の学生に卒業生、市民ボランティアも加わり、第1,3,5土曜日に活動をしています。市民ボランティアは80歳ぐらいの方々で、社会に貢献したいという情熱を持ち活動に参加してくださっています。活動は植栽、ごみ拾い、雑草の除去や防草シートの設置などの美化活動だけでなく、苗の作成や雑草の堆肥化など、SDGsに配慮した活動にも取り組んでいます。例えば、大田原市内の管理できなくなった竹林の竹を伐採し、竹チップにし、防草シート代わりに使うなどです。
活動資金も大田原市みどりの倍増プラン推進委員会緑化助成、大学コンソーシアムとちぎ学生活動支援事業助成、セブン-イレブン財団地域美化助成、コメリ緑育成財団助成を受け、ラベンダーの苗や土、除草剤と防草シートなど必要資材に活用しています。また、愛ロードとちぎに加盟し、歩道の清掃も行うようになりました。大田原市役所の農林整備課、道路課や栃木県土木事務所とも連携しながら、着実に美化活動が進んでいます。
活動中、差し入れを持ってきていただいたり、きれいですねと声をかけてくださる方が増え、学生たちの励みになっています。また、大学の教室にこもりがちの学生が、大学の外に出て、市民との交流の機会が持てるようになったことで、地域医療の基礎となる「地域を知ること」ができたことは、今後医療人としての素養として貴重なものだと思います。
現在、育てたラベンダーから採取したラベンダー油を使った「ラベンダー香るミカンサイダー」を作り始めました。与一まつりや風花祭(大学祭)で限定販売予定ですので、ぜひ完成をお楽しみにお待ちください。
そして、ぜひ大田原のラベンダーロードに足を運んでみてください!

薬学部 藤井 幹雄教授、城田さん(6年生)、ボランティア鈴木さん

金城さん(2年生)、城田さん(6年生)、風間さん(6年生)、渡邉さん、鈴木さん、三宮さん

新井さん(2年生)、仲村さん(3年生)、渡邉さん、藤田さん、鈴木さん、三宮さん

