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新任教員の北村 拓也 先生をご紹介

2025.07.23

今回は、新任教員の北村 拓也 先生を紹介します。北村先生は、長年にわたり理学療法士として臨床の最前線でご活躍され、2011年に新潟リハビリテーション病院でキャリアをスタートされました。

その後、複数の病院や施設でのご経験を積まれ、2015年からは新潟リハビリテーション大学に務め、キャリアを重ねられ、本年度より本学科に着任されました。

北村先生のインタビューをまとめました。

理学療法士の道へ:病がくれた出会い
高校時代に病気を患った際、そこで出会った理学療法士の先生が、私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。先生との対話を通じて、私は医師と理学療法士という二つの道を志すことを決意しました。

経験と実績を重ねた理学療法士の歩み
新卒から4年間は、新潟県内の総合病院や介護老人保健施設で臨床経験を積みました。1年目から大学院にも通い、将来は大学教員として働くことを目標としていたため、キャリアの節目となる5年目からは大学教員としての道を歩み始めました。

腰痛治療のスペシャリスト:国民病克服への挑戦
私の専門分野は運動器、特に腰痛疾患に対する理学療法の効果検証を中心に研究を進めています。腰痛はさまざまな要因で引き起こされる「多要因疾患」であり、30年以上にわたり国民の罹患疾患のトップに位置しています。全国の理学療法士の先生方と共に、より効果的な理学療法メソッドを確立するため、日々活動しています。

苦難を乗り越え、得た「真の友」と「恩師」
小・中学校、高校時代は野球一筋で、勉強はほとんどしていませんでした。そのため、高校入学時も大学受験も大変苦労し、病気で2年間の浪人生活も経験しました。しかし、この2年間がなければ今の自分は決してなかったと断言できます。大学時代は全国の進学校から集まった同期に負けないよう、必死に勉強しました。アルバイトを掛け持ちしながら野球も続け、恋人や友人とも非常に有意義な時間を過ごしました。 今でも毎年「漢旅」として時間を共にできる親友と出会えたこと、そして公私にわたりお世話になっている恩師との出会いは、言葉では言い表せないほど大きな財産です。

研究と学生指導に情熱を注ぐ日々
私にとって、研究したり、論文を書いたり、勉強したり、そして「どうすればあの学生はもっと良くなるだろうか」と考えること自体が趣味のような感覚です。つまり、言われた業務以外の仕事が趣味と言えるかもしれません。もし趣味を「好き」という感覚で捉えるならば、音楽を聴いたり、映画を見たり、読書をしたりするのも好きですし、お酒を飲んだり、突然長距離ドライブに出かけたり、ゴルフをしたりするのも好きですね。


北村先生をよろしくお願いいたします。



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