未来の理学療法士、FCバルセロナの現場から学ぶ
2025年7月29日から31日までの3日間、国際医療福祉大学理学療法学科の学生4名(4年生1名、3年生3名)が、教員の松本先生とともに、リアンビレッジ矢板で開催されたバルサアカデミーキャンプのトレーナーサポートに参加しました。
このキャンプは、世界屈指のサッカークラブであるFCバルセロナ(スペイン)が提供する本格的なトレーニングプログラムです。現地から派遣されたバルサアカデミーのコーチ陣が来日し、参加した子どもたちは本場の指導を体験しました。サッカーの技術向上だけでなく、コーチによるスペイン語講座が開かれるなど、人間的な成長を促すプログラムも特徴です。
学生たちは、炎天下での活動中に、参加した小学生の熱中症予防と応急対応を担当しました。プロフェッショナルなコーチングを間近で観察できたことは、学生たちにとって大きな刺激となりました。
今回の経験について、参加した学生たちは次のように語っています。
後藤 ららさん(3年)
「普段はなかなか関わる機会のない子どもたちと接することができ、とても貴重な経験でした。スペイン人のコーチともコミュニケーションを取りながら、大きな怪我なく終えられたことに安堵しています。」
小高 匠永さん(3年)
「バルセロナの関係者が実際に指導している様子を間近で見られたことは、今後のサッカーへの関わり方を考える上で非常に良い経験になりました。指導方法やアドバイスの仕方も、とても勉強になりました。」
今回の活動を通じて、学生たちは実践的なトレーナー業務を経験するとともに、グローバルな視点からスポーツ指導のあり方を学ぶことができました。暑さの厳しい環境下でしたが、大きな事故もなく無事にサポートを終え、充実した3日間となりました。