大田原キャンパス

学科トピックス

第44回東京都理学療法学術大会で学部生が研究成果を発表

2025.09.10

このたび、第44回東京都理学療法学術大会において、学部生が研究成果を口述発表いたしました。今回の大会は「東京発信の開かれた学会」をコンセプトに開催され、「アルプスの少女ハイジ」から公式認定を受けた学会としても注目を集めました。
学生の発表演題は、「妊婦マネキンを用いた体位別胸骨圧迫の質的評価」(研究指導者:小林)という、先輩の研究を発展させた、臨床的意義の高いテーマでした。大会は1日開催で、午前は特別講演やポスター発表を通じて幅広い知識に触れ、午後は口述セッションでより深い学びを得ました。発表は終盤の時間帯でしたが多くの参加者が聴講してくださり、緊張感に包まれるなか無事に発表を終えました。事前の予演会の成果もあり、発表時間を守りつつ、研究成果を的確に伝えられたと感じています。質疑応答では多くの質問が寄せられ、学生は一つひとつに丁寧に対応している場面がとても印象的でした。
本研究は今後、科学論文としての公表を目指しており、学生の卒業研究は現在も進行中です。引き続きしっかりとサポートし、研究の完成を目指してまいります。

理学療法学科 講師 小林 薰

【学生コメント】
今回の学会発表を通じて、多くの学びを得ることができました。本番はとても緊張しましたが、練習を重ねて準備してきたことで、最後までやり遂げることができ安心しています。研究成果を伝えることの難しさを実感すると同時に、いただいたご質問やご意見を通じて、自身の研究をより深く考えるきっかけとなりました。学会という貴重な場で発表できたことは大変良い経験となり、今回の経験を今後の学びや臨床に活かしていきたいです。