薬学部 大越 絵実加教授の研究課題が 企業助成金に採択
本学薬学部の大越絵実加教授の申請した研究課題が、「公益財団法人 本庄八郎記念お茶財団2025年度助成金」に採択されました。
この研究では、地域の緑茶(黒羽茶)を用いた理科実験を通じて、地域や理科への興味関心を促す教材を開発します。
大学の所在地である大田原市は、八溝山麓の山間部に「黒羽」の地名を冠する緑茶の産地がありますが、過疎化や生産者の高齢化等の問題から産地の衰退が懸念されています。黒羽茶を代表とする地域資源の活用は、地域の社会的事象に対する理解を深めるだけでなく、地域の特色ある素材や課題をもとに学習することで主体的に考える意欲を引き出します。地域の製茶企業と連携し、学びによるまちづくりで地域を創生する活動に取り組んでいきます。
研究課題名:「地域の緑茶(黒羽茶)を用いた「総合知」教材の開発」
公益財団法人 本庄八郎記念お茶財団(伊藤園)2025年度助成金G25-0012
研究者: 薬学部 教授 大越絵実加
研究期間:2025年8月1日~2026年7月31日