第130回日本医学物理学会学術大会に参加してきました!
22025年9月19日から21日にかけて、私は千葉県柏市柏の葉カンファレンスセンターで開催された「第130回日本医学物理学会学術大会」に参加しました。学会と聞くと難しくて敷居が高いイメージがあり、参加する前は少し不安もありました。しかしながら、実際に会場へ行ってみると多くの刺激を受けることができ、自分の視野を大きく広げる貴重な経験となりました。
まず印象に残ったのは、本学の大学院生であり、私と同じ研究テーマに取り組んでいる平川純也先輩の発表です。自分が日々向き合っている研究課題を、学会という大きな舞台で堂々と発表されている姿を見て、強く憧れを抱きました。私も将来はこのような場で自分の研究を発表してみたいと感じました。
また、モーニングセミナーにも参加しました。講演者の先生は非常に話し方が上手く、専門的な内容でありながら聴衆を引き込むような公演に感銘を受けました。学術的な学びだけでなく、「人に伝える力」の大切さを改めて実感できた点が大きな収穫でした。さらに、セミナーの会場では軽食が用意されており、美味しい食事をいただきながら学べたことも良い思い出です。
研究でご指導いただいている、米国UCDavisの教授である山本時裕先生の講演も聴講しました。山本先生のご発表は英語で行われたため理解が難しい部分もありましたが、世界に向けて研究を発信される姿を目の当たりにし、英語での理解力や発表力の必要性を強く感じました。さらに、学会期間中には山本先生と昼食をご一緒する機会もありました。現在アメリカに滞在されている山本先生からは、渡米に至る経緯や現地での生活のことなど、勉強以外の面についてもお話を伺うことができました。研究や進路の話とあわせて、先生の人柄に触れられたことは非常に貴重な経験であり、自分にとって大きな刺激となりました。
今回の学会参加を通じて、最新の研究や技術に触れると同時に、自分の進むべき方向性を考えるきっかけを得ることができました。学会は一見ハードルが高く感じられるかもしれませんが、1日参加するだけでも大きな学びがあります。少しでも興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
(RT4年北東謙汰・RT教員:河野良介)
★放射線・情報科学科 Instagramアカウント(@IUHW_OTAWARA_RT)をフォロー