臨床現場への一歩 緊張感の中、OSCE最終調整
来週に迫ったOSCE(客観的臨床能力試験)を前に、理学療法学科の学生たちは緊張感に包まれています。OSCEは、学生が臨床現場へ進むための重要なステップです。今回のOSCEは、実際の患者を想定したシミュレーション形式で、知識と技術が総合的に試されます。
今年度から理学療法士協会が作成したOSCE課題を導入しました。これにより、協会の統一評価基準に基づき、公正かつ正確な全国レベルの学生評価が実現します。新しい課題に対応するため、「PTスキルⅣ」の講義で集中的に指導を行い、規定時間内での実施や教員からの個別フィードバックなどを重ねてきました。
臨床経験豊富な教員が模擬患者役を務める実践的な練習により、学生たちの意気込みは高まっています。彼らは日々遅くまで練習を重ね、本番へ万全の準備を整えています。来週の試験で、全学生がこれまでの努力の成果を発揮し、全員合格することを心から願っています。