言語聴覚センター臨床見学会 初開催!
言語聴覚センターはアジアでも有数の専門施設として、1997年に国際医療福祉大学クリニック内に開設されました。言語・聴覚・嚥下機能等に障害をお持ちの方々の検査、診断、治療およびリハビリテーションを行う専門施設です。これまでオープンキャンパス等で年に数回、「言語聴覚センター見学ツアー」を実施し、施設内の設備を見学できる機会を設けていました。
11月22日に初の試みとして、実際に言語聴覚士が行っているリハビリテーションの様子を見学できる「言語聴覚センター臨床見学会」を開催しました。対象は高校1,2年生で、臨床を行っている部屋とマジックミラーを挟んで隣にある観察室から言語聴覚学科の学生さんと一緒に臨床場面を見学しました。この観察室は言語聴覚学科の学生が臨床実習で使用しています。今回は聴覚障害と小児の構音障害(発音の障害)の臨床見学を行いました。その間、親御さんは温かいお茶をいただきながら、少し離れたカンファレンスルームで、スクリーンに映し出されてた映像を通し、高校生と同様の場面を見学していただきました。見学後には、言語聴覚士である教員から見学場面の解説を行いました。参加された高校生の皆さんは、とても熱心に見学され、見学後にはたくさんの質問をいただきました。どの質問も目の付けどころが素晴らしく、同行した学生と教員から「お~!」と感嘆の声が漏れていました。最後に言語聴覚センターのフロア内をじっくり見学いただきました。
初の試みでしたが、参加された高校生の皆さん、親御さんは熱心にご参加くださり、大変ご好評をいただきました。次回の開催も検討しております。開催の際はぜひご参加ください。