大田原キャンパス

言語聴覚学科

DEPARTMENT OF SPEECH AND HEARING SCIENCES

教員紹介

富澤 晃文

准教授 富澤 晃文

  • 担当科目

    【学部】
    聴覚障害学総論、聴覚機能評価学、聴覚補償論ほか


    【大学院】
    言語聴覚障害学講義Ⅰ、言語聴覚障害学講義Ⅱ、聴覚障害学講義、聴覚障害学演習

  • 略歴
    【学歴・学位】

    筑波大学第二学群人間学類 卒業
    筑波大学教育研究科障害児教育専攻 修士(教育学)
    筑波大学人間総合科学研究科生涯発達科学専攻 博士(リハビリテーション科学)

    【職歴】
    学校法人日本聾話学校、併設:児童発達支援センター ライシャワ・クレーマ学園(言語聴覚士)。
    目白大学保健医療学部言語聴覚学科(助手・専任講師)、目白大学耳科学研究所クリニック(言語聴覚士)。
    新潟医療福祉大学リハビリテーション学部言語聴覚学科(准教授)。
    2021年4月より現職。

    【資格】
    言語聴覚士免許、特別支援学校自立活動教諭1種免許(聴覚障害教育)

  • 研究分野/専門分野

    聴覚障害学、オーディオロジー(聴覚障害補償学)

  • 研究テーマ
    聴覚障害児・者の聴覚補償とリハビリテーション
  • 研究業績

    【researchmap】
    https://researchmap.jp/read0134635



    【主な著書等】

    • オーディトリー・バーバル・セラピー(AVT)の理解と実践:難聴児のことばを豊かに育むための聴覚活用(南修司郎編).学苑社 2024年5月(分担執筆)
    • こども難聴診療マニュアル(福島邦博、神田幸彦編著).日本医事新報社 2024年2月(分担執筆)
    • 図解 言語聴覚療法技術ガイド 第2版.文光堂 2022年11月(分担執筆)
    • 小児人工内耳前後の療育ガイドライン(高度・重度難聴幼小児療育ガイドライン作成委員会編).金原出版 2021年9月(分担執筆)
    • 特別支援教育・療育における聴覚障害のある子どもの理解と支援(廣田栄子編著).学苑社 2021年8月(分担執筆)
    • 標準言語聴覚障害シリーズ 聴覚障害学 第3版.医学書院 2021年3月(分担執筆)
    • 補聴器ハンドブック 原著第2版(Harvey Dillon著、中川雅文監訳).医歯薬出版 2017年4月(共訳)
    • 教育オーディオロジーハンドブック 聴覚障害のある子どもたちのための「きこえ」の補償と学習指導.ジアース教育新社 2017年4月(分担執筆)
    • 図解 言語聴覚療法技術ガイド.文光堂 2014年10月(分担執筆)
    • 新生児・幼小児の難聴.診断と治療社 2014年2月(分担執筆)


    【主な論文等(2010年以降〜) 】

    • 富澤晃文:アイリーン・ユーイング、アレクサンダー・ユーイング −子どもへの読話と補聴器による教育、聴力検査法の開発−.JOHNS 40(4) 444-447. 2024年
    • 富澤晃文:先天性難聴児の喃語・音声の発達.JOHNS 38(7) 791-796. 2022年
    • 富澤晃文、坂田英明、加我君孝:先天性auditory neuropathy spectrum disorder 5症例の長期経過 −タイプ鑑別と感覚補償について−.教育オーディオロジー研究15 1-12. 2022年
    • 田村俊暁、苅安誠、吉岡豊、富澤晃文、佐藤克郎:Dysarthriaを有する日本語話者の文章音読での連母音における第2フォルマント移動.音声言語医学62(3)205-214. 2021年
    • 岡野由美、富澤晃文、池田泰子、坂崎弘幸、角田玲子、伏木宏彰:当クリニックにおける受診状況から見た地域の言語聴覚士に対するニーズの実態.音声言語医学62(2)147-155. 2021年
    • 坂田英明、富澤晃文:発達障害のある子どもの耳鼻咽喉科外来診療の工夫.JOHNS 35(7) 809-813. 2019年
    • 富澤晃文、岡野由実、角田玲子、伏木宏彰:TINテストによる機能性難聴の聴覚閾値推定の試み −高校生の1症例から−.小児耳鼻咽喉科 39(3) 364-370.2018年
    • 富澤晃文、力武正浩、伏木宏彰、坂田英明、加我君孝:聴覚障害乳児における VRAの条件付け形成月齢について −ABRとの反応閾値の相関および聴力・運動発達要因の検討−.Audiology Japan 60(1) 43-52.2017年
    • Yusuke Kimura, Takeshi Masuda, Akifumi Tomizawa, Hideaki Sakata, Kimitaka Kaga:A child with severe inner ear malformations with favorable hearing utilization and balance functions after wearing hearing aids.Journal of Otology 20 1-6.2017年
    • 富澤晃文:先天性ANSD小児における感覚補償手段の選択手順について −真性AN以外の5症例の長期経過から−.新生児聴覚スクリーニングにおけるAuditory Neuropathy Spectrum Disorders症例の長期追跡研究(平成26~28年度研究報告書 研究開発代表者 加我君孝)AMED 障害者対策総合研究開発事業(感覚器障害分野)4-12.2016年
    • 富澤晃文、遠藤まゆみ、坂田英明:VRAによる聴覚障害乳幼児の骨導聴力推定.小児耳鼻咽喉科 35(3) 263-269.2014年
    • 富澤晃文、佐久間嘉子、遠藤まゆみ、坂田英明、加我君孝:0歳代から補聴器を装用した乳幼児のきこえの発達 −EASD質問紙による継時的変化から−.小児耳鼻咽喉科 34(1) 53-60.2013年
    • 富澤晃文:聴能教育とテクノロジーをめぐって.聴覚障害 744(3) 17-22.2013年
    • 富澤晃文:人工内耳と補聴器の併用から聴知覚を考える.教育オーディオロジー研究 4 14-28.2011年
    • 富澤晃文、坂田英明:インサートイヤホンによるSPLフィッティングのためのデシベル換算手順.Audiology Japan 54(2) 123-129.2011年
    • 長南浩人、近藤史野、原由紀、中川辰男、濱田豊彦、大鹿綾、柴崎美穂,舞薗恭子,富澤晃文、間根山祥之:学齢期に90dB以下であった聴覚障害者のコミュニケーションの実態について.音声言語医学 52(4) 336-347.2011年
    • 富澤晃文、佐久間嘉子、遠藤まゆみ、坂田英明:0歳6ヵ月前に補聴器装用を開始した乳児3例 −補聴器形の選択、VRA閾値、RECD、きこえの発達評価について−.小児耳鼻咽喉科 31(3) 330-337.2010年
    指導学生の卒業論文テーマ
    • 波形記録法を用いたデジタル補聴器の環境音・雑音抑制に関する検討(2023年度優秀賞)
    • 耳介による集音効果の音響特性に関する研究 -補聴器のマイクロホンの位置との関連から-(2022年度)
  • メッセージ

    言語聴覚障害学・臨床は広くて深くて、とても面白みのある領域です。ぜひ本学の門を叩いて下さい!

  • 連絡先

    【E-mail】atomizawa@iuhw.ac.jp