大田原キャンパス

言語聴覚学科

DEPARTMENT OF SPEECH AND HEARING SCIENCES

教員紹介

平田 文

准教授 平田 文

  • 担当科目

    言語聴覚障害学研究法、 卒業研究、 音声言語医学

  • 略歴

    【学位・学歴】
    国際医療福祉大学保健学部言語聴覚学科卒業
    修士(保健医療学) 国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科
    博士(保健医療学) 国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科

    【職歴】
    埼玉回生病院言語療法室(言語聴覚士)
    塩原温泉病院リハビリテーションセンター(言語聴覚士/非常勤)
    小張総合病院リハビリテーション科(言語聴覚士)
    国際医療福祉大学塩谷病院リハビリテーション室(言語聴覚士)

    【資格】
    言語聴覚士
    認定言語聴覚士(摂食・嚥下障害領域)
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
    日本嚥下医学会認定嚥下相談員

  • 研究分野/専門分野
    • 摂食嚥下障害領域、発声発語障害領域
  • 研究テーマ

    嚥下反射誘発のメカニズム解明
    食具の違いが嚥下動態に与える影響
    窒息事故軽減に向けた児童の食行動調査と指導計画の開発
    サルコペニアと嚥下障害

  • 研究業績

    【researchmap】
    https://researchmap.jp/hirata2018


    【論文(筆頭のみ)】

    • 平田文、柴本勇、佐藤豊展:小学校教員に対する学校給食における窒息リスクに関するアンケート結果.日摂食嚥下リハ会誌 27(3);200-207,2023
    • 平田文,佐藤美穂,倉智雅子,石坂正大,沢谷洋平,柴 隆広,浦野友彦:要支援高齢者におけるオトガイ舌骨筋と身体機能・嚥下機能・栄養状態の関連性:超音波診断装置を用いた検討.嚥下医学 11(2) ;203-213,2022
    • 平田文:私の治療方針 食道癌術後の嚥下障害. 嚥下医学11(1);47-50,2022
    • 平田文,石坂正大,沢谷洋平,柴隆広,浦野友彦:地域在住の要支援・要介護高齢者における嚥下機能・栄養状態・身体機能の関連性.日本老年医学会雑誌,58(1);134-142,2021
    • 平田文,柴本勇:飲水時の舌と口蓋の接触観察:ストローとコップの違いに着目して.日本摂食嚥下リハ会誌,24(3);258-265,2020
    • 平田文,石坂正大,沢谷洋平,柴隆広:地域在住の要支援・要介護高齢者における摂取可能食品数と栄養状態の関連,国際医療福祉大学学会誌,25(2);8-15,2020
    • 平田文,伊藤元信:高齢者における食塊の量・温度・味が嚥下反射惹起時の嚥下動態に与える影響.言語聴覚研究,15(2);71-79,2018
    • 平田文:摂食嚥下障害のリハビリテーションにおける評価. バイオメカニズム学会, 40 (4) ;235-240, 2016
    • 平田文,窪田聡,伊藤元信:温度と味が嚥下反射に与える影響について.言語聴覚研究,11(2);118-125,2014
    • 平田文,窪田聡,伊藤元信:食塊量の違いが嚥下反射に与える影響について-電気生理学的手法および心理測定法を用いた検討.言語聴覚研究,5;143-151,2008

    【著書】

    • 標準言語聴覚障害 摂食嚥下障害 第3版「チームアプローチ」.医学書院,2021(分担執筆)
    • 標準言語聴覚障害 摂食嚥下障害 第3版「情報の統合 臨床推論と介入計画の立案」.医学書院,2021(共著,分担執筆)
    • 言語聴覚士のための臨床実習テキスト(成人編).建帛社,2017 (分担執筆)
    • 言語聴覚療法 臨床マニュアル 第3版.協同医書出版,2014(分担執筆)
    • はじめましょう 摂食・嚥下障害のVF検査.学健書院,2014(分担執筆)
    • 精神科看護らしい口腔ケアへの探求.精神看護出版,2010(分担執筆)

    【主な学会発表(筆頭のみ)】

    • Aya Hirata, Masahiro Ishizaka Yohei Sswaya, Takahiro Shiba,Tomohiko Urano: Two-year changes in oral function, physical function, and nutritional status in community-dwelling elderly,32nd World Congress of the IALP, 2023
    • 平田 文, 石坂 正大, 屋嘉比 章紘, 小林 薫, 伊藤 晃洋, 原 毅, 久保 晃, 浦野 友彦:地域在住高齢女性における基本チェックリストの口腔機能と身体機能の関連性,第65回日本老年医学会雑誌2023
    • 平田文,佐藤美穂,倉智雅子,石坂正大,沢谷洋平,柴隆広,浦野友彦:地域在住高齢者における前舌保持嚥下訓練の効果第45回日本嚥下医学会,2022
    • 平田文,柴本勇,佐藤豊展:小学校教員に対する学校給食における窒息リスクに関するアンケート調査,第45回日本嚥下医学会,2022
    • 平田文,石坂正大,沢谷洋平,柴隆広,浦野友彦:地域在住高齢者における1年間の口腔・嚥下機能と身体機能の変化,第22回 日本言語聴覚学会,2021
    • 平田文,倉智雅子:地域在住要支援高齢者におけるオトガイ舌骨筋の筋断面積と四肢骨格量の関連性,第65日本音声言語医学会,2021
    • 平田文:地域在住の要支援・要介護高齢者における摂取可能触診数と栄養状態の関連, 第64回日本音声言語医学会,2019
    • 平田文,清水一真,落合勇人,加倉井慎一,新美成二:嚥下外来で栄養摂取方法の確立に難渋した食道癌術後の嚥下障害例,第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会,2019
    • Aya Hirata,Yuto Ochiai : Coordination of swallow and phases of respiration during cup and straw drinking,31th World Congress International Association of Logopedics and Phoniatrics(IALP),2019,
    • 平田文,柴本勇:ストローとコップの連続飲水時における舌と口蓋の接触-エレクトロパラトグラフィを用いた観察,第41回日本嚥下医学会学術大会,2018
    • Aya Hirata ,Isamu Shibamoto :Tongue and Palate Contact during Cup and Straw drinking observing with Electropalatography. 26th Dysphagia research society Annual Meeting , 2018(岡田澄子記念国際研究基金助成)
    • Aya Hirata,Isamu Shibamoto : The effects of pre-oral sensorimotor cues on the swallowing reflex. Asia Pacific Conference on speech, language and hearing, 2017
    • 平田文,柴本勇:健常者におけるストロー連続飲水時の舌口蓋接触の観察―エレクトロパラトグラフィー用いた観察―, 日本嚥下医学会,2017
    • Aya Hirata,Isamu Shibamoto: Duration between suprahyoid muscle contraction and thyroid cartilage elevation in dry swallow and water swallowing. Asia Pacific Conference on speech, language and hearing, 2015
    • 平田文,柴本勇:注意課題が嚥下開始に与える影響-舌骨上筋群表面筋電位による検討,日本摂食嚥下リハ学会,2015
    • Aya Hirata,Isamu Shibamoto: Effect of attention and bolus temperature on swallowing. Asia Pacific Conference on speech, language and hearing, 2013
    • 平田文,窪田聡,伊藤元信:食塊特性と加齢が嚥下反射に与える影響について,日本摂食嚥下リハ学会,2009

    【競争的資金等の研究課題】

    • 令和5年度~令和8年度 文部科学省科学研究費基盤研究C(課題番号23K10324)(研究代表者) 研究課題「高齢者が在宅で実施可能なサルコペニアの嚥下障害予防プログラムの開発」
    • 令和5年度~令和9年度 文部科学省科学研究費基盤研究C(課題番号23K10444)(研究分担者) 研究課題「喉頭挙上運動強化に最適な嚥下手技使用条件の検討及びその効果検証」
    • 令和3年~7年 文部科学省科学研究費基盤研究C (課題番号21K10581)(研究分担者)
      研究課題「筋量および栄養からみた健康寿命および生物学的寿命の延伸のための評価の確立」
    • 平成30年度~令和3年度 文部科学省科学研究費基盤研究C (課題番号1 8 K 0 2 3 4 2)(研究代表者)
      研究課題「窒息事故軽減に向けた児童の食行動調査と指導計画の開発」
    指導学生の卒業論文テーマ
    • とろみ添加飲料の時間による味覚強度の変化(2023年度優秀賞)
    • 食品と体格による適切な一口量の検討(2023年度)
    • 大学生のトリル習得状況及びマスク着用がトリル習得に及ぼす影響(2022年度)
    • 食形態の違いによる先行期の捕食動作の影響:食形態・食品の違いに着目して(2021年度)
    • The comparison of Jaw movement,mastication number and duration between Japanese rice and Myanmar rice in young people(2021年度優秀賞)
    • 若年健常者における自覚的評価法‘VHI’と‘VFI’の関連性(2020年度)
    • The comparison of mastication duration and chewing numbers between Japanese rice and Myanmar rice in young persons.(2020年度優秀賞)
    • shaker法と嚥下おでこ体操実施時舌骨上筋群の筋活動量について(2019年度)
  • メッセージ
    • 学生時代にしかできない経験をたくさんし、学生生活を謳歌して下さい。私は本学一期生なので、愛校心を持ち、国際医療福祉大学言語聴覚学科の歴史を共に作り上げていけると嬉しいです。
  • 趣味・特技
    • 読書、映画鑑賞