大田原キャンパス

医療福祉・マネジメント学科

教員紹介

准教授 山本 由紀

  • 担当科目

    〔福祉系〕
    現代の精神保健の課題と支援、精神保健福祉の原理、ソーシャルワークの理論と方法ⅠⅡ、ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅱ、メンタルヘルスソーシャルワークの理論と方法、メンタルヘルスソーシャルワーク演習、メンタルヘルスソーシャルワーク実習指導、メンタルヘルスソーシャルワーク実習、卒業研究等

  • 略歴

    【学歴】
    上智大学 大学卒業
    上智大学大学院文学研究科社会学専攻(社会福祉学)博士前期課程修了 社会福祉学修士

    【職歴】
    井之頭病院PSW
    遠藤嗜癖問題相談室
    上智社会福祉専門学校

    【資格】
    認定精神保健福祉士 社会福祉士 公認心理士 臨床心理士
    独立型社会福祉士事務所名簿登録者
    認定社会福祉士認証・認定機構スーパーバイザー
    役職:日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会 会長
       日本精神保健福祉士協会子ども・若者・家族支援委員会委員長
       日本精神保健福祉士協会依存症関連問題委員会委員
       遠藤嗜癖問題相談室 代表

  • 研究分野/専門分野
    • 精神保健福祉分野のソーシャルワーク
  • 研究テーマ
    • アディクションやDV・虐待被害のメンタルヘルス
      家族療法・家族支援
      独立型ソーシャルワーク実践
  • 研究業績

    【researchmap】
    https://researchmap.jp/yuki-yama


    【著書】

    • (共著)嗜癖問題と家族関係問題への専門的援助 1998ミネルヴァ書房
    • (共著) 精神保健福祉用語辞典 2004 中央法規出版
    • (共著)精神保健福祉援助演習2005へるす出版
    • (共著)介護福祉士のためのソーシャルワーク 2006 久美出版
    • (共著)社会福祉援助技術論Ⅱ「相談援助の理論と方法」2009 2010全社協
    • (共著)新・精神保健福祉士養成講座「精神保健福祉援助演習(基礎・専門)」2012 中央法規出版
    • (編著)対人援助職のためのアディクションアプローチ~依存する心の理解と生きづらさの支援 2015 中央法規出版
    • (共著)新・精神保健福祉士養成講座「精神保健福祉援助演習(基礎・専門)第2版」2016 中央法規出版
    • (共著)最新精神保健福祉士養成講座「ソーシャルワークの理論と方法(精神専門)」2021 中央法規出版
    • (共著)最新精神保健福祉士養成講座「ソーシャルワーク演習(精神専門)」2021 中央法規出版
    • (編著)新・精神保健福祉士シリーズ「現代の精神保健の課題と支援」2023 弘文堂
    • (共著)「アルコール・薬物・ギャンブル・ゲームの依存ケアサポート~保健・医療・福祉のために」2023 講談社サイエンティフィク

    【論文等】
    2000年以降

    • (共著)「ドメスティックバイオレンス加害者更正プログラム参加事例に見られるアルコール乱用に関する一考察(一報・ニ報)アルコール関連問題学会誌 2006年
    • (単著)「DVにおける子世代の問題という視点からみた精神障害者へのソーシャルワーク」上智社会福祉専門学校紀要1号2006
    • (単著)「ドメスティックバイオレンス被害へのソーシャルワーク-被害者自覚を持つに至るプロセスの一考察」上智社会福祉専門学校紀要2号 2007
    • (単著)「わが国におけるドメスティックバイオレンス加害者へのアプローチの動向」上智社会福祉専門学校紀要3号2008
    • (共著)「依存症者家族支援プログラム調査研究事業報告書」 NPO法人ジャパンマック厚労省21年度社会福祉推進費補助金事業 2010
    • (単著)「依存症者家族支援プログラムに関する一考察~プログラムを持つ民間相談機関等へのアンケート調査・事例調査から」上智社会福祉専門学校紀要6号2011
    • (共著)「依存症家族支援プログラム担当者全国研修事業報告書」NPO法人ジャパンマック平成23年度年賀寄付金事業 2012
    • (共著)「依存症家族教室モデル開発普及事業報告書」NPO法人ジャパンマック平成25年度独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業 2014
    • (共著)アルコール健康障害・薬物依存症・いわゆるギャンブル等依存からの回復のための地域ネットワーク構築にむけたソーシャルワーク人材養成及び普及啓発事業報告書」日本精神保健福祉士協会厚労省依存症民間団体支援事業 2018
    • (単著)「子どもの虐待・ネグレクトとアディクション問題」日本精神保健福祉士協会誌Vol.51No.4 2020
    • (単著)『アディクションとソーシャルワーク』「ソーシャルワーク研究」ソーシャルワーク研究編集委員会編Vol.46 No.2 2020
    • (単著)「トラウマを背景としたクライエントへのソーシャルワーク実践~虐待サバイバーたちへのソーシャルワークから」日本精神保健福祉士協会誌Vol.53No.4 2022

    【学会口頭発表】

    • 依存症者家族支援プログラムの現状と今後の課題
      日本アルコール関連問題学会口頭発表 2010(共同)
    • 社会福祉現場に潜在するアルコール関連問題とソーシャルワーク実践課題:「困ったり悩むこと」に焦点を当て
      日本アルコール関連問題学会ポスター発表 2017(共同)
    • アルコール依存症の治療における専門医療 機関と他機関・地域との連携(1)(2)日本アルコール関連問題学会ポスター発表 2017(共同)
    • アルコール関連問題のある人への支援における地域連携の好事例-地域連携ガイドライン作成に向けて-
      日本アルコール関連問題学会ポスター発表 2018(共同)
    • アルコール関連問題のある人への地域支援体制の構築 -地域連携ガイドライン作成に向けて-
      日本アルコール関連問題学会ポスター発表 2018(共同)
    • 依存症関連問題における地域別課題明確化のためのアンケート調査~支部長アンケート報告から~日本精神保健福祉士学会学術集会 2019(共同)
    • 依存症関連問題における地域別課題明確化のためのインタビュー調査報告 日本精神保健福祉士協会学会学術集会 2019(共同)
    • アルコール関連問題のある人への支援に関する地域連携ガイドライン(1) -精神保健福祉センター調査から 日本アルコール関連問題学会ポスター発表 2019(共同)
    • アルコール関連問題のある人への支援に関する地域連携ガイドライン(2) -検討会参加者の調査から-日本アルコール関連問題学会ポスター発表 2019(共同)
    • コミュニティワークの視点から見るE県依存症関連問題研究会の可能性 日本精神保健福祉士学会学術集会 2020(共同)
    • コミュニティワークの視点からみる上州飲酒運転対策と依存症早期介入施策 日本精神保健福祉士学会学術集会 2020(共同)
  • メッセージ

    バブル経済の真っ盛り、男女雇用機会均等法も施行され、前途洋々で一般企業に就活していました。見通しがついた大学4年に渋々精神科病院へ実習に行き、精神障がいを持つ当事者たちと精神科ソーシャルワーカー(PSW)たちに出会いました。もうだめでした。一度実情を知ったら、ひと夏の思い出にはできなかったのです。それから20数年こころの問題を持つ方々とその家族に伴走し、振り返るとたくさんの感動と充実が、そしていくつかの憤りと涙を経験しました。それを誰かに伝えたいと教員になりました。
    これから社会福祉を学ぼうとする皆さん、精神保健福祉の学びには、PSWが経てきた歴史からの痛みと当事者の声が詰まっています。その声なき声とかたわらにあるPSWの思いというメッセージをどうぞ受け取ってください。

  • 連絡先

    【TEL】0287-24-3227
    【E-mail】y-yamamoto@iuhw.ac.jp
    (メールを送る場合は、このアドレスを半角文字で入力しなおしてください)