教員紹介
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担当科目
【学部】
視能障害学Ⅰ(基礎)、 視能障害学Ⅱ(応用)、 視能学概論、 視器解剖病態学、 老年学、 総合演習Ⅰ、 視能検査学実習Ⅰ(基礎)、 視能検査学Ⅱ(応用)、 視能訓練学Ⅴ(発展)、 卒業研究、 臨地実習Ⅰ(基本)、 臨地実習Ⅱ(応用)、 視覚運動生理学、 視能検査学Ⅲ(発展)、 神経眼科学Ⅱ(応用)、 臨地実習Ⅰ(基本)、 臨地実習Ⅱ(応用)、 視器解剖病態学Ⅱ(応用)、 視覚運動生理学、 機能障害論Ⅳ(精神・小児・老年関連疾患)、 視能検査学Ⅲ(発展)、 神経眼科学Ⅱ(応用)、 視能検査学実習Ⅰ(基礎)
【大学院】
視機能療法学講義(修士)Ⅰ(基礎)、 視機能療法学演習(修士)Ⅱ(応用)、 視機能療法学研究指導(修士)Ⅰ(研究計画作成)、 視機能療法学研究指導(修士)Ⅲ(データ分析) -
略歴
【学歴・学位】
【職歴】
1988年3月 北里大学医学部卒業
1994年3月 北里大学医学研究科外科系眼科学博士課程(医学博士)
1988年 北里大学眼科研修医
1992-1993年 新潟大学医学部第一生理学教室国内留学
1995-1996年 Indiana大学眼科学神経生理学部研究員(DA.Suzuki助教授)
1996-1997年 Johns Hopkins大学神経内科学留学(DS.Zee教授)
1998-2002年 東大和病院眼科部長
2002年 神奈川歯科大学助教授眼科学
2004-2014年 神奈川歯科大学眼科学教授
2014年 国際医療福祉大学保健医療学部視機能療法学科教授, 国際医療福祉大学病院(斜視弱視・神経眼科専門外来)
【資格】
医師/眼科専門医 -
研究分野/専門分野
視覚運動生理学、自律神経/神経眼科学
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研究テーマ
1)自律神経(瞳孔・調節機能など)
2)近見反応(輻湊・調節および縮瞳)の臨床応用
3)デジタルデバイスの視覚への影響
4)眼精疲労の診断および予防
5)頭痛関連疾患の診断とその病態究明
6)羞明の機序解明とその他覚的評価法
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研究業績
【researchmap】
https://researchmap.jp/m1or1e
【論文/総説】
- 原 直人 自律神経のサイエンス 眼自律神経障害からみたcomputer vision syndrome―生活習慣病としてのデジタル機器による視覚への影響 医学のあゆみ 285,6,639-645,2023
- 原 直人 中学・高校保健ニュース デジタル機器の視覚への影響 光が引き起こす「羞明」~光による眼痛・頭痛そして不眠~ 少年写真新聞 第1896号, 2ー3, 2023
- 原 直人 中学・高校保健ニュース デジタル機器の視覚への影響 急性内斜視や眼の疲れ 少年写真新聞 第1897号, 2ー3, 2023
- 原 直人 日本の眼科:プチビジョンケア通信 視覚前兆としての閃輝暗点 日本の眼科 94, 9, 2023
- 原 直人 新編眼科プラクティス 第10巻 神経眼科 はじめの一歩 II.瞳孔異常 1.総論 文光堂10, 78-83, 2023
- 原 直人 新編眼科プラクティス 第7巻 だれでもロービジョン V.知っておくべきロービジョン関連疾患 1.眼球使用困難症候群 文光堂7, 142-143, 2023
- 原 直人 ビジュアル神経眼科<病態から説き起こす>6章 神経眼科症候 3眼痛・頭痛 日本医事新報社 219-228, 2023
- 原 直人 視能学エキスパート 視能訓練学 第2版 7開散麻痺, 医学書院, 248-248, 2023
- 原 直人 【頭痛と眼】眼科医からみた頭痛・眼痛:総論 眼科 64:1135-1143, 2022
- 秋元美優,原 直人,鎌田泰彰,新井田孝裕 片頭痛の青色光刺激を用いた瞳孔対光反射による光感受性の評価 神経眼科 2022; 39:223-227
- 原 直人[総説]羞明と疼痛を来す疾患―光による片頭痛発症の機序について 日本医師会雑誌161:83-86;2022
- 原 直人【わかりやすい臨床講座】片頭痛‐光に誘発される疼痛の機序とその予防策~光過敏の機序と遮光について 日本の眼科93:36-41, 2022
- 江塚 彩芽, 原 直人, 岡野 真弓, 森 圭介, 新井田 孝裕. ゲームの過剰使用に関連して発症したと考えられる学童期の急性内斜視2症例の臨床的特徴眼科 63:11:1107-1112,2021
- 鶴田 菜摘, 市邉 義章, 原 直人, 君島 真純, 蒲生 真里, 戸塚 和子, 向野 和雄, 間中 浩 早期治療により視機能が維持できた硬膜動静脈瘻による両側視神経乳頭腫脹の1例. 神経眼科38:4:366-372,2021
- Kamata Y, Hara N, Satou T, Niida T, Mukuno K. Investigation of the pathophysiology of the retina and choroid in Parkinson's disease by optical coherence tomography. International Opthalmology Online ahead of print. 2021
- Ayumi Hayashi, Yoko Ito, Yuki Takatsudo, Naoto Hara, Peter L. Gehlbach, Keisuke Mori. Posterior Vitreous Detachment in Normal Healthy Subjects Younger Than Age Twenty. Invest Ophthalmol Vis Sci.62:13-19, 2021
- 若倉雅登, 曽我部由香, 原 直人 他, 高次脳機能の関与が疑われる羞明・眼痛. 神経眼科38, 7-13, 2021
- 蒲生真里, 原 直人, 君島真純, 向野和雄. 羞明と眼周囲不快感を訴える視機能性障害患者の臨床的特徴と眼・自律神経所見. 自律神経57: 225-230, 2020
- 小野里規子,原 直人,鎌田泰彰,向野和雄. Fisher症候群における眼自律神経の回復過程の検討. 自律神経57: 231-236, 2020
- 鎌田泰彰,原 直人,佐藤 司,新井田孝裕. 色別に見た遮光眼鏡装用時の瞳孔径と心拍変動解析の検討. 自律神経57: 139-143, 2020
- 鎌田泰彰,原 直人,佐藤 司,新井田孝裕,向野和雄. 眼周囲温熱療法が脈絡膜に及ぼす影響 2階調化画像解析による検討. 自律神経57: 134-138, 2020
- 原 直人, 小野里規子. 老視の発症メカニズムと近見反応の変化. 自律神経56: 89-92, 2019
- 原 直人 片頭痛と光(コンタクトレンズセミナー 60)あたらしい眼科 36: 1283-1284, 2019
- 原 直人, 折笠智美. 仮想現実環境が姿勢制御と両眼視機能に及ぼす影響―映像酔いと3D映像視覚疲労について- あたらしい眼科36: 867-875, 2019
- Noriko Onozato, Naoto Hara, Akiko Taguchi, et al. Differences in accommodative response and pupillary constriction during the near response among various refractive errors 自律神経56: 269-272, 2019
- 小野里規子, 原 直人. 現代社会における近見反応の役割 神経眼科36: 397-403, 2019
- 鎌田泰彰,原 直人,新井田孝裕 他.光干渉断層計による網膜・脈絡膜の病態生理の検討-健常者とパーキンソン病の比較- 自律神経55: 136-140, 2018
- 原 直人. スマートフォンの眼自律神経に与える影響. 自律神経 55: 251-255, 2018
- 原 直人. ストレス社会における近見反応への影響とその予防について神経内科 88:279-285, 2018
- 小野里規子,原 直人:特集<多発性硬化症 最前線>多発性硬化症における視神経炎と網膜厚について 光干渉断層計(OCT)による検討.神経眼科 35:26-32,2018.
- 原 直人:学校におけるスポーツ眼外傷対策委員会報告.4.眼自律神経障害からみたスポーツ眼外傷.日本の眼科89:78-81,2018
- 小野里規子,原 直人,新井田孝裕,田川朝子.多発性硬化症における黄斑部網膜内層厚の検討. 神経眼科 34:46-53, 2017
- 鈴木賢治,新井田孝裕,原 直人,藤山由紀子:アイトラッカーを用いた視運動性眼振の緩徐相速度の評価. 臨床眼科71:1407-1413, 2017
- Nur Iqlimma Aisyah Biniti Aluwi, Ono Y, Hara N: Stress evaluation based on changes in the pupillary diameter of human eye. The Autonomic Nervous System, 52: 338-343, 2015.
- 原 直人:視覚機能からみたICT環境-映像の生体への影響と上手に付き合う方法-.小児科56:1471-1478,2015.
- 堀口涼子,原 直人,内山仁志,他:VDT作業に使用する遮光レンズのコントラスト視力装置CAT2000を用いた視機能評価 遮光レンズ眼鏡の自覚的、他覚的選択方法の見直し.あたらしい眼科32:1499-1502,2015.
【著書】
- 原 直人「覚えておきたい神経眼科疾患」II.眼球運動障害.10. Fisher症候群 (Miller Fisher 症候群) 『眼科』臨時増刊号 金原出版 63.1397-1401, 2021
- 向野和雄,市邉義章,小野里規子,原 直人:眼科基本検査パーフェクトガイド-理論と実技のすべてがわかる.Ⅰ眼科検査の理論と実技.調節・輻湊検査.臨床眼科 71:p79-86,2017
- 原 直人.開散麻痺.視能学エキスパート 視能訓練学 医学書院 視能訓練士協会編 p249-245
- 原 直人(共著):自律神経機能検査法(第5版), F. 眼球系-1. 瞳孔機能検査, p429-432, 文光堂, 2015
- T Bando, N Hara, M Takagi et al. Vergence eye movment and lens acccomomdation : cortical processing and neural pathway. In Accommodation and Vergence Mechanisms in the Visual System. P 43-50. Birkhäuser; ed2000
【学会発表】
- Hara Naoto, Kamata Yasuaki, Niida Takahiro. Measurement of Photophobia Severity in Japanese Migraine Patients Using Pupillary Light Reflex. ARVO 2024 in Seattle.
- 原 直人 生活習慣化したデジタルデバイス使用が 青少年の近見反応に与える影響 Effect of prolong use of digital devices on near response in adolescents 第127回日本眼科学会総会 東京
- 野崎 貴大、森 圭介、原 直人、鎌田 泰彰、新井田 孝裕 視力低下および視野欠損による幻視を訴えた2例 第79回日本弱視斜視学会総会・第48回日本小児科学会総会合同学会 宮城
- 大塚 竜之介、原 直人、高津戸 佑騎、新井田 孝裕、森 圭介 心因性視覚障害によって両鼻側半盲をきたした一例 第79回日本弱視斜視学会総会・第48回日本小児科学会総会 合同学会 宮城
- 原 直人、菊池光一、東川拓治、石井 清一 瞳孔計測機KIKU-NACによる精神健康状態の検出 第76回日本自律神経学会総会 埼玉
- Hara, Naoto ; Kamata, Yasuaki ; Ohkubo, Tomomasa ; Niida, Takahiro 「Objective evaluation of visual function changes and the asthenopia reduction effect due to bifocal contact lens wear in visual display terminal workers with pre-presbyopia」 2023 ARVO Annual Meeting
- 原 直人 Considering adaptive changes of the near response in an ICT environment. 第100回日本生理学学会 京都
- 原 直人 テーマ:目の痛みのサイエンス「片頭痛:light-induced headache の機作と中枢・辺縁系感作」第75回日本臨床眼科学会
- 原 直人, 鎌田泰彰、市川ひとみ、大関香音、小泉愛恵、相良厚稀、西巻勇汰、脇あかね、新井田孝裕「デジタル教科書VS.紙教科書による視機能や眼症状および疲労に関する研究」第78回日本弱視斜視学会総会2022
- 蒲生真里、原 直人、君島真純、安藤友紀、栗原彩花、市邉義章 「随意性眼球運動に伴い左眼瞼の痙攣を来す顔面神経麻痺後の1例」 第78回日本弱視斜視学会総会
- 原 直人 「基礎のシンポジウム2 神経学的疾患に認める羞明の機序とその定量化の試み」第75回日本自律神経学会2022
- 早川友恵, 稲田尚子, 実吉綾子, 辻田匡葵, 熊谷晋一郎, 原 直人「基礎のシンポジウム2 自閉スペクトラム症にみられる羞明を瞳孔反応から考える」 第75回日本自律神経学会2022
- 原 直人, 鎌田泰彰 「電子書籍(ディスプレイ)の違いによる自律神経への影響」 第6回臨床自律神経機能Forum
- 原 直人 「シンポジウム6 眼瞼・顔面痙攣の長期予後を考える ボツリヌス治療の中枢神経への作用発現機序についてー眼瞼痙攣の長期予後から考える」 第9回日本ボツリヌス治療学会学術大会
- 原 直人「光過敏応答に基づく片頭痛の病態について」 第16回北陸オフサルミックフォーラム2022
- 原 直人,鎌田泰彰,江塚彩芽,内川和義,大久保友雅,新井田孝裕 「遠近両用コンタクトレンズによる視機能の変化および眼疲労軽減効果の評価」 第126回日本眼科学会総会2022
- 原 直人. 産業医部会フォーラム/テレワークと産業保健「テレワークにおけるVDT作業とその予防策について」第94回日本産業衛生学会産業医部会, 2021
- 原 直人、鎌田泰彰、市毛里歩、佐藤舞弥、砂原永里子、滝田栞菜、常盤惟香、飛田千裕、根本知典、綿貫莉菜、新井田孝裕. オンライン授業による近見反応の変化と眼症状・身体疲労の検討. 第77回日本弱視斜視学会総会,2021
- 原 直人. テーマ:目の痛みのサイエンス「片頭痛:light-induced headache の機作と中枢・辺縁系感作」第75回日本臨床眼科学会, 2021
- 秋元美優,原 直人,鎌田泰彰,伊藤 悠,佐々木郁,若梅紗織,新井田孝裕. 青色光を刺激とした対光反射からみた片頭痛誘発因子の研究. 第58回日本神経眼科学会総会
- 原 直人、鎌田泰彰、後藤圭祐、高埜美江、前田真希、山崎瑞紀、新井田孝裕. Virtual Reality シューティングゲーム による眼位・調節機能および映像酔いへの影響. 第76回日本弱視斜視学会総会・第45回日本小児眼科学会総会 合同学会
- 鎌田泰彰、原 直人 臭覚刺激による瞳孔振動と心拍変動の変化 第74回日本自律神経学会総会
- Hara N. The effect of the digital devise with prolonged screen time on near response and on autonomic nervous system. The International Society for Autonomic Neuroscience 2017
- Hara N, Mukuno K: Eye and autonomic nerves, Evaluation of mental stress with the pupillary response. 第93回日本生理学会大会
- Hara N, Mukuno K, Kimijima M, et al: The mesuaring between preoperative and postoperative near response to 3 dimensional images and surgical outcomes in intermittent exotropia. The 12th Meeting of the International Strabismological Association
【外部研究資金】
- ㈱ニデック「目の疲れ改善による労働生産性向上」
- ㈱ナックイメージテクノロジー「瞳孔反応を用いた自律神経機能の他覚的評価方法の確立」
- ㈱日本アルコン「遠近両用コンタクトレンズ装用によるVDT(VISUAL DISPLAY TERMINALS)作業者の視機能の変化および眼疲労軽減効果の評価」
- 基盤研究(C) 課題番号19K03061. 平成31-33年度「スマートフォンの視覚および自律神経への影響‐スマホ内斜視発症のメカニズムを探る‐」
- 基盤研究(C) 課題番号16K01881. 平成28-30年度 「デジタルデバイスによる若年者の視覚および自律神経機能への影響」
- 基盤研究(C) 課題番号15K00415.平成27-29年度「在宅検診を可能とする視線揺動からの精神状態解析」
- 基盤研究(C) 課題番号25350629.平成25-27年度「3D映像による近見反応測定の確立と視空間認知障害へのリハビリテーションへの応用」
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メッセージ
- research mind を持ちましょう
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趣味・特技
- 音楽鑑賞 蕎麦の食べ歩き
- <好きな眼球組織とその理由>
近見視に重要な役割を持つ瞳孔や毛様体による近見反応 - <好きな眼科検査とその理由>
眼の疲労を探るツールでもある調節機能検査 - <学生メモ>
あっ原先生、また熱く近見反応の話をしてる。これがResearch Mindか!!
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連絡先
- 【E-Mail】nhara@iuhw.ac.jp