大田原キャンパス

看護学科

DEPARTMENT OF NURSING

看護学科

在学生の声

大関 孔明(茨城県立太田第一高等学校出身)
思いやりのある看護には基礎知識と技術が不可欠。
筋肉、骨、臓器、ホルモンなど、人体の構造を多角的に学びました。「人体はどのようなつくりになっていて、どうケアすればいいのか」を知ることが、思いやりのある看護をするための大前提です。情報量が膨大なので、復習を繰り返して理解するよう心掛けました。患者さんの信頼を得るために必要な技術を身につけていきたいです。

渋川 みのりさん(福島県立磐城桜が丘高等学校出身)
生命誕生の瞬間に立ち会い助産師の仕事の魅力を実感。
病棟実習で出産に立ち会えたことが特に印象に残っています。お母さんが安全安楽に赤ちゃんに会えるようサポートしようと、うちわであおいだり、一緒に呼吸法を行ったりしました。新しい命を迎えるお母さんをそばで支え、生命の誕生に立ち会える助産師の仕事の素晴らしさを実感しました。看護師資格はもちろん、助産師資格の取得もめざし、努力を続けていきたいです。


卒業生の声

高倉 汐南国際医療福祉大学大学院(助産学分野)
「看護学・助産学を通しての学び」
私は、高校生のときから、母子保健に興味があり、保健師資格の取れるこの大学に入学しました。様々な領域の実習を通し、看護技術はもちろん、人と関わる仕事の魅力を感じました。その中でも、母性看護学実習の際に、助産師さんをみて、命の誕生する素晴らしさや尊さ、「おめでとう」と言える場所に立ち会える喜びを学びました。 また、助産師は母子保健の始まりを担う職業であると感じ、助産師を目指すため、大学院に進学しました。大学院では、15例の分娩介助に加え、助産所実習や、妊娠期から育児期まで、1人の方を継続的に受け持たせていただく実習などを通し、分娩の際のケアや技術、そして、妊娠期からの継続した支援の大切さを学びました。今まで学んできたことを活かし、ママと赤ちゃん、そして家族に寄り添える助産師を目指していきたいと考えています。

落合 優太(国際医療福祉大学病院)
「仕事のやりがいは患者様とご家族の笑顔」
大学卒業後、学生から社会人として立場や生活環境が変わることで自己の行動における責任の重さを実感しました。また、必要とされる知識量や看護技術の多さに圧倒され自信を失ってしまったこともあります。しかし、先輩からサポートや同期と悩みを共有することで日々スキルアップを目指しています。 私が現在勤務している脳神経外科では多くの方が、治療終了後も疾患の影響によって入院前のADLとは異なる状態で退院されます。そのため、治療の経過や現在の病態を説明することでボディーイメージが享受できるよう支援したり、退院後の生活を想定するなど「寄り添う看護」を実践できるよう意識しています。自分の看護によって患者・家族の前向きな発言や笑顔がみられることにとてもやりがいを感じます。今後も経験を重ねることでより良い看護が提供できるよう努めていきたいと考えています。

鈴木 健太(国際医療福祉大学リハビリテーションセンターなす療育園)
「将来の夢は重度心身障害児の施設を作ること」
私は、物心ついた頃から医療の道を目指していました。それは妹が重症心身障害児だからです。障害を持った方に専門的にアプローチできる職業とは何だろうと考えたときに、対象者の身の回りを看る看護師になろうと決意しました。大学で専門的な講義を受け、自分の視野が広がっていくのを感じ、将来自分が看護師として何がやりたいのかを少しずつ考えるようになりました。重症心身障害児と言っても持ちうる疾患や個別性はさまざまです。家族の力だけで重症心身障害児を介助することはとても大変です。私は将来「家族はどのように患児を介助しているのか」、「必要なサービスを利用できているのか」、「どのようなニーズがあるのか」等、家族を含めたアプローチができるような施設を作りたいと考えています。その前段階として今は重症心身障害児の疾患について、看護師として働きながら学んでいます。日々看護していくなかで新しく知ることも多く、充実した日々を過ごしています。