大田原キャンパス

医療福祉・マネジメント学科

Department of Social Services and Healthcare Management

医療福祉・マネジメント学科

「診療情報管理コース」とは?

病院の仕組みや医療保険制度などの基礎知識を身につけ、診療情報管理の専門科目や、保健医療情報学を学んでいきます。3年次には国際疾病分類(ICD)に従い、病名や診療情報を分類・コード化する手法を修得します。医療・福祉・マネジメントに関する科目を幅広く履修し、診療情報管理士をめざします。

診療情報管理士合格率

過去5年の本学における診療情報管理士の国家試験合格率推移「2019年度は87.0%、2020年度は83.3%、2021年度は95.9%、2022年度は78.3%、2023年度は85.3%」

「診療情報管理士」について

  • 診療情報管理士の仕事内容
    医療機関における患者さんの治療内容・病状・検査記録などの診療情報を精査し、管理するお仕事です。さらに診療情報をデータベース化し、抽出・加工・分析を行い、安全管理や病院の経営管理だけでなく、医療従事者の研究及び教育分野に必要な情報を提供する専門職種です。
  • 診療情報管理士の魅力
    ICDという国際的な分類法によって様々な情報を整理することが診療情報管理士の重要な仕事です。診療情報管理士の手によって国際統一規格に当てはめて整理されたデータベースは比較統計に利用することによって、地域単位、都道府県単位の医療事情の可視化、病院ごとの特徴、特色の可視化など様々なことができます。収集したデータがこのように広い範囲で役に立つことが、診療情報管理士の大きなやりがいです。
  • 診療情報管理士のニーズ
    現在、医療現場では、カルテの電子化が進むなど、データの管理・活用が大きな課題となっています。診療情報管理士はあらゆる診療情報を扱う専門職であり、診療記録の管理者を配置することで病院の収入の面で優遇されるなど、その役割は増大しています。多くは病院で活躍していますが、病床数や外来数が多い大規模な病院になるほど、役割の重要度は増してきます。
  • 診療情報管理士の主な活躍の場所
    ・病院 ・医療関連のソフトウェア・IT会社 ・診療情報分析会社

学生の声

石井 亜実さんのプロフィール画像

石井 亜実さん
群馬県立館林女子高等学校出身

◆国際医療福祉大学に入学したいと思った理由を教えてください。
中学生の時から医療職に就きたいと考えていました。本学は、就職率・資格試験の合格率が高いだけでなく、他職種連携も魅力的であると感じました。また、オープンキャンパスに参加した際に学科長とお話をし、診療情報管理という職業を知り、この仕事が病院にとってとても重要であり、やりがいのある仕事だと思い志望しました。

◆今、どのようなことを学んでいますか?
診療情報管理士として働くための専門的な勉強をしています。具体的には、資格試験の受験項目にある医学一般の基礎知識や、病院の構造や経営管理、保険制度、医療情報、法令、実務内容についてなどを学んでいます。

◆将来の夢や目標は何ですか?その理由も教えてください。
将来は大学病院に就職したいです。理由としては、大学4年間で診療情報管理士について学び、専門的な知識も多く身につけることができたので、就職後はこの知識を大いに生かして病院の質を向上することにつなげていきたいと考えているからです。

カリキュラム

  • 診療情報管理コースのカリキュラムはこちら をご覧下さい。


★診療情報管理以外の4つのコース(介護福祉コースは入学時、他のコースは2年進級時に選択します)