大田原キャンパス

言語聴覚学科

DEPARTMENT OF SPEECH AND HEARING SCIENCES

言語聴覚学科

学科紹介MOVIE

4年間の学修の流れ

ことば,聞こえ、飲み込みの機能などに問題をもつ人々の期待に応えることができる、 コミュニケーションの専門職を育てます。

言語聴覚士は、1997年に国家資格化されました。言語聴覚学科では、第一線の教授陣を揃え、コミュニケーションや飲み込みの機能に問題を持つ方に質の高い専門的サービスを提供できる言語聴覚士を育成しています。
カリキュラムでは,臨床教育を重視し、4年間で専門的スキルを修得できるようになっています。卒業生は全国各地に就職し、活躍しています。毎年高い国家試験合格率と就職率を誇っています。

1年次

実習の様子
  • 言語聴覚士に必要な幅広い能力を養う

語学系や人文・社会系などの総合教育科目を通じ、広い視野と深い思考能力を養います。
また、言語聴覚療法の基礎となる解剖学や生理学などの医学系科目や生涯発達心理学、言語学、基礎音声学といった専門基礎科目を幅広く学びます。
例えば「言語聴覚障害学概論」では言語聴覚士の役割・職務、言語聴覚障害の種類と症状について基礎的な知識を学修し、「コミュニケーション技能演習」では本学関連施設などで、子どもや高齢者とのコミュニケーション技能を学びます。

2年次

実習の様子
  • 言語聴覚療法の基礎を幅広く学ぶ

1年次に続き、専門基礎科目を学びます。医系科目の領域は、リハビリテーション医学、小児科学、臨床歯科医学、聴覚医学など多岐にわたります。
専門科目の講義も本格的に始まり、失語症や言語発達障害、聴覚障害、発声発語障害などを正確に評価・診断する知識と技法を修得します。
「コミュニケーション障害演習」では、さまざまな言語聴覚障害への対応法を学びます。言語聴覚センターで教員の臨床を見学し、各専門科目で学んだ知識を臨床の場で統合します。

3年次

実習の様子
  • 評価・訓練・指導法を体系的に学修する

各種言語聴覚障害( 失語症、高次脳機能障害、音声障害、構音障害、聴覚障害、言語発達障害、摂食・嚥下障害)を専門的に学び、評価・訓練・指導法を体系的に学修します。
アクティブラーニングを多く取り入れ、臨床的な課題に対するディスカッションで臨床思考能力を養います。
「臨床実習Ⅰ(基礎)」では実習指導者の指導のもと、実際の言語聴覚臨床に参加し言語聴覚障害のある対象児・者に関わり、臨床家としての知識、技能、態度を修得します。

4年次

附属施設や病院で最先端の臨床技術を修得

「臨床実習Ⅱ(総合)」では、言語聴覚センターをはじめとする本学の附属・関連施設や全国の医療機関で、総合的な臨床力を養います。
学外施設の実習と言語聴覚センターでの学科教員による実習指導を通して、4 年次までに学んだ学修内容を系統的に深めます。また、国家試験に向けた学修を進めながら、卒業研究、就職活動などにも取り組みます。
卒業前には最先端の研究に基づく新しい知識や臨床技術を学び、即戦力を身につけて社会へと巣立ちます。