大田原キャンパス

看護学科

DEPARTMENT OF NURSING

看護学科

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学科長のごあいさつ

家入 香代

看護学科長
家入 香代教授

浜松医科大学大学院医学系研究科で看護学を専攻。企業や行政機関で勤務する傍ら子ども虐待防止学会評議員等を歴任。

時代のニーズに応じた国際医療福祉大学らしさを発揮した看護学教育

保健医療学部看護学科は、本学開設と同時に設置され、今年で28年目を迎えました。自然豊かで広大なキャンパスでは、看護学科を含めて3学部8学科の医療福祉の専門職をめざす学生が学んでおり、その中で看護の専門性・実践能力を高めるとともに、日常的に関連職種への理解と連携力を高めています。
多くの卒業生は、本学グループ関連病院でリーダー看護師として働いていたり、その指導のもとで中堅・新人看護師として働いたりと、卒業生ネットワークもしっかりしています。また、保健師や助産師として活躍する卒業生も多く、中には青年海外協力隊や災害支援看護師等として海外で活躍する人も少なくありません。
多くの卒業生の活躍をもとに、今までの看護学教育の成果を検証し、さらに改善を重ねながら、時代のニーズに応じた国際医療福祉大学らしさを発揮した看護学教育を展開しています。

看護学科の特色

本学科の特色を以下にお示しいたします。

1.地域特性をいかしたカリキュラム

本学の看護学科では、共通の学位授与方針(DP)のもとカリキュラム編成・実施方針(CP)を定め、建学の精神である「共に生きる社会の実現」をめざした看護学教育を展開しています。各看護学科は、それぞれ特色あるカリキュラムを設定していますが、保健医療学部看護学科では、栃木県那須地域に立地するメリットをいかしたカリキュラムで進めています。

  • 高齢化が進展する中で、生活者主体の看護支援が実践できるよう、カリキュラムを設定しています。臨地実習では、介護予防から急性期・慢性期・生活療養支援まで、対象者が「生活者」であることを考えた一貫性のある実習展開ができるよう、『生活療養支援実習』を設定しています。
  • 近隣にある「国際医療福祉大学病院」「国試医療福祉大学塩谷病院」、キャンパス内にある「リハビリテーションセンター」等のグループ関連病院を主体とした臨地実習により、キャンパス内での「講義」「演習」から「臨地実習」へ学びがつながるよう教育体制をとっています。
  • コロナ禍の中でも、近隣のグループ関連病院では臨地実習を行うことができ、学生の学びを深め、看護実践基盤力を培うことができました。

2.きめ細やかな学習・生活支援と就職支援

本学科では、少人数のグループに対してアドバイザー教員を配置し、きめ細やかな学習および生活支援を行っています。アドバイザー教員は、学生に「寄り添う」姿勢を持ち、様々なことに対して自己選択ができるよう、個別性を重視した支援を行っています。
また、就職支援では、低学年から「看護職者として働く自分」をイメージできるよう働きかけ、卒後自信を持って看護職者として歩むことができるよう、様々な支援を行っています。
栃木県内および首都圏にあるグループ関連病院への就職者が多く、看護部と協働し「学部から臨床現場への切れ目ない新任看護師支援」も開始しています。

3.大田原キャンパスで育む「絆」

本看護学科では、学生が取り組む「よさこい」の演舞があります。入学当初に先輩から新入生に受け継がれてきた「よさこい」は、キャンパス内の運動会応援合戦で常に優勝するなど完成度の高い演舞であり、地域の行事や高齢者施設等でボランティア活動としての披露も行ってきました。
また、「よさこい」は先輩・後輩の「絆」を深め、卒業生と在校生の「絆」も築いてきました。

看護職をめざす学生の皆さま

自然豊かなこの大田原キャンパスで、友人・先輩・後輩との「絆」を深めながら、看護学の専門知識を高め、看護実践基盤力を培うために、私たちとともに学びを進めていきましょう。