大田原キャンパス

理学療法学科

DEPARTMENT OF PHYSICAL THERAPY

理学療法学科

理学療法士ってなに?

注目の学科紹介 理学療法士ってなに?

理学療法士(Physical Therapist)は、国家資格です。

理学療法士は、病気や怪我、老化などが原因で身体に障害を持つ人に対して基本的な動作能力の回復を図るために運動を指導したり、マッサージを施したりする職業です。リハビリテーションによって運動機能の改善をはかることで「生活の質・QOL(Quality of Life)」の向上をめざします。

理学療法士の具体的な仕事

運動療法

マットや平行棒、固定式自転車、バーベル、トレッドミルなどの道具を使って運動を指導し、筋力の回復を図り、身体の麻痺や萎縮、硬直をやわらげます。

物理療法

水の浮力を利用して少しずつ体を動かす水治療法、マヒした部分を温めて動かしやすくする温熱療法、電気や光線をあてたりして筋肉に刺激を与えて委縮や痛みをやわらげる電気・光線療法などがあります。

その他

歩く・寝返りをうつといった日常生活動作の訓練、車いすや義肢装具を使う使用訓練、家族に対する介助法の指導なども行ないます。


また最近では高齢者に対して運動機能の低下を防ぐ予防対策、メタボリックシンドロームの予防、スポーツ選手に対するパフォーマンス向上の指導など、障害を持つ人以外にも対象を広げています。


理学療法士はこれらの治療によって、ひとりでトイレに行けるようになりたい、着替えができるようになりたい、外出ができるようになりたいという思いをサポートします。理学療法士は、病気や障害をもっていても自分らしく暮らしたいという一人ひとりの思いを大切にします。

理学療法士 国家試験合格率
(保健医療学部 理学療法学科)

年度 本学合格率% 全国合格率%
2015 93.4 74.1
2016 99.0 90.3
2017 100 81.4
2018 97.8 85.8

※本学合格率:新卒者の合格率

※全国合格率:全国の全体の合格率

卒業後の活躍の場

  • 病院などの医療機関
  • 保健所などの医療行政機関
  • 老人保健施設、福祉施設
  • 医療機器関連企業
  • 健康増進センター
  • 教育、研究機関など

理学療法士の活躍の場は、病期でいうと、病気になって(手術直後など)医療の力を必要とする時期の≪急性期≫、病期自体は落ち着いてきて医療の力よりもリハビリをメインにがんばる≪回復期≫、自宅で生活しながら過ごすこと自体がリハビリになる≪生活期≫の3つに分けられます。
重い病気や障害を持つ人に関わるばかりではなく、『悪くしない!』を合言葉に予防の分野に関わることも多くなってきます。
また、スポーツ分野では、体のコンディションが悪ければ怪我もしやすく、いいプレーもできません。いいプレーをし続けるためにも理学療法士が関わることがあります。 一方、高齢者にとっては、1度の転倒が骨折につながり、歩くことができなくなる可能性もあります。「転ばないためには...」「足の力を落とさないためには...」「バランスが悪くならないためには...」と考え、元気なままで暮らしていけるよう理学療法士が関わります。
さらに、お母さんにとって出産は命がけです。大変なお仕事です。その大きな仕事を終えたお母さんの体をいたわるところでも理学療法士は力を発揮していきます。

実習・演習風景

運動学実習(歩行)
運動学実習(歩行)

三次元動作解析装置を使って、歩行時の動作を分析しています。

筋機能解析
筋機能解析

最大筋力が発揮される関節角度を明らかにしたり、角度によって筋力が異なることについて学習します。

物理療法学
物理療法学

器機の基本的構造を理解し、安全な操作方法を修得。物理的刺激に対する生体反応を生理学的に理解します。

ハンドヘルドダイナモメーターによる筋力測定
ハンドヘルドダイナモメーターによる筋力測定

客観的数値が表出される筋力測定装置を用い、患者さんの筋力について把握することを目的とした実習です。