大田原キャンパス

理学療法学科

DEPARTMENT OF PHYSICAL THERAPY

理学療法学科

実習体験記

塩見 誠
実習を通じて知らない環境に身を置くことで改めて自分を見直すことができます。最初は不安があり「本当にやっていけるのだろうか?」と思う日々が続くのですが、先生や患者様とコミュニケーションをとり少しずつその病院について知って行くうちに、自分が何をするべきかが明確になり、「もっと上手くやるにはどうしたらいいだろう?」等の疑問が出てきて、それをバイザーの先生や同じ実習生等と議論し、解決策を見出すことで楽しさに繋がっていきました。また、国家試験や社会人として現場に出たとき実習で得た知識や人との繋がりは、自分にとって糧となるのでぜひ、臆せず積極的にいろんな方と話したり、ぶつかったりしてきてください。くれぐれも健康第一で。

鈴木 拓弥
私は総合臨床実習を通して、自分の考え方を積極的にアドバイザーの先生に伝えることで、自分の知識の足りなさを痛感しつつ色々な考え方を吸収しました。
理学療法は仮説の検証だと言われています。「なんで、どうして」と疑問に思い、自分の知識や調べたことから仮説を立てて評価していくことの重要性を学びました。
決して学校での実習だけでは学べない様々なことを学ぶには、臨床実習は一番の機会だと思いました。

土屋 貴恵
総合臨床実習では、それまでの授業で知識として学んできた疾患や現象を実際にみることができる貴重な機会を多く得ることができました。授業で学んできた知識と臨床を結びつけることが難しく苦労もしましたが、結びつけて考えられるようになることでそこに面白さを感じ、新たな発見や興味を持つことができました。実習では中枢疾患の患者様を担当させていただき、神経系理学療法への興味が深まり、就職を考える際にも大きなきっかけとなりました。
また、知識面だけでなく、患者様や他のスタッフとのコミュニケーションにおいても、自分の未熟さを痛感し、円滑にコミュニケーションを図るためにどうしたらよいのかを模索しました。実習での経験を糧に、これからも患者様に緊張感を与えないような接し方ができるよう心掛けていきたいと考えています。

湊 有彩
関連施設の総合病院と小児施設で実習をさせていただきました。実習では、担当ケースの評価介入を行います。身体状態だけでなくその方の人となりを考慮する必要があり、患者さまの変化に応じた内容の介入を行います。実習前は、知識不足ばかりを気にしていましたが、臨機応変に対応できる力も要求され、慣れるのに時間がかかりました。大学の先生方は、時折声を掛けて励ましてくださいました。先生方は気軽に相談できる雰囲気を作ってくださったので、悩んだ時は相談してアドバイスをいただくことで、実習期間を乗り越えることができました。また、実習先の皆様の温かい言葉、友人たちとの情報交換などを通して、たくさんの方々に支えられていることを改めて感じることができ、充実した実習でした。

渡辺 敦美
4年時の実習では、実際の患者さんに触れ合い、リハビリを行っていく中で机上の勉強だけでは決して学ぶことのできない社会性を身に付け、新しいことに対する興味をもつことができるようになりました。
私は総合臨床実習において呼吸・循環器分野について学ぶ機会を頂きました。この分野は心臓や肺などの解剖学や生理学の知識が必要であり、さらに直接的に「命」にかかわる疾患が多いため、非常に苦労しました、その反面、1年生から学んできた解剖学や生理学の知識と実際の患者さんの病態が結びつくことの感動や、リハビリテーションを行うことで想像以上の回復をみせる生命の回復力に興味を抱くようになりました。
また、関連施設外での実習では、他大学の友人ができ、互いに助け合いながら、時には一緒に食事に行くなどして、辛い実習の中でも楽しむことができたと思います。 これらの経験を、今後社会に出てから生かしていけるように頑張りたいと思います。