視機能療法学科
カリキュラム
■ 視覚臨床生理学 | 眼科臨床で用いられる網膜電図(ERG)や視覚誘発脳電位(VECP)について、視覚刺激方法による反応の違いや記録、解析方法について学びます。さらに、暗闇で眼の感度が上昇する暗順応のメカニズムや色覚の理論および検査法についても学びます。 |
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■ 視能矯正学 | 斜視、弱視を扱う視能矯正の基礎を理解する上で必要な視覚系の構造と、その発達、立体視のメカニズム、眼位異常を理解するための外眼筋の解剖生理と眼球運動の理論について学びます。 |
■ 生理光学 | 自覚的および他覚的屈折検査法の理論と臨床でのさまざまな検査手技について学びます。コンタクトレンズの特性や取り扱い方法、メガネの処方について学びます。 |
■ 神経眼科学 | 神経眼科学は眼から脳に至る視覚の情報処理過程や視覚と密接に関係する眼球や瞳の動き、視対象にピントを合せる調整機能などを分析することで複雑な脳機能を解明する学問領域です。視神経、視路、視中枢の構造や機能、眼筋麻痺や眼振、瞳孔・調節系の検査法と診断法について学びます。 |
■ 視覚リハビリテーション / 実習 | さまざまな原因で視機能が低下した患者さんのケアについて心理社会的側面を含めて学びます。残っている視機能の評価法、光学的・非光学的補助具の選定や使い方の指導および日常生活における行動訓練についても学びます。さらに、視覚障害者の歩行誘導や介助技術を実践的に学び、公的資格である「同行援護従業者」の取得をめざします。 |
科目名 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 |
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解剖学Ⅰ(運動器系、内臓器系) | 必修 | |||
解剖学Ⅱ(内臓器系、神経系) | 必修 | |||
生理学Ⅰ(植物性機能) | 必修 | |||
生理学Ⅱ(動物性機能) | 必修 | |||
人間発達学 | 必修 | |||
病理学 | 選択 | |||
関係法規・医学概論 | 必修 | |||
内科学Ⅰ(基礎) | 必修 | |||
内科学Ⅱ(応用) | 選択 | |||
神経学 | 選択 | |||
精神衛生 | 必修 | |||
リハビリテーション医学 | 必修 | |||
小児科学 | 必修 | |||
老年学 | 選択 | |||
神経心理学概論 | 選択 | |||
薬理学 | 必修 | |||
外科学 | 選択 | |||
栄養学 | 選択 | |||
保育 | 必修 | |||
視能学概論 | 必修 | |||
視器解剖生理学 | 必修 | |||
視器解剖病態学 | 必修 | |||
視覚運動生理学 | 必修 | |||
生理光学Ⅰ(基礎) | 必修 | |||
視覚臨床生理学 | 必修 | |||
高次脳機能障害 | 必修 | |||
生理光学Ⅱ(応用) | 必修 | |||
生理光学Ⅲ(実践) | 必修 | |||
生理光学実習 | 必修 | |||
臨床屈折矯正学演習 | 必修 | |||
視能障害学Ⅰ(基礎) | 必修 | |||
視能障害学Ⅱ(応用) | 必修 | |||
神経眼科学 | 必修 | |||
視能矯正学Ⅰ(外眼筋の作用と眼球運動) | 必修 | |||
視能矯正学Ⅱ(両眼視の基礎) | 必修 | |||
視能矯正学Ⅲ(弱視・斜視の基本的知識) | 必修 | |||
視能矯正学実習 | 必修 | |||
視能検査学Ⅰ(機能検査) | 必修 | |||
視能検査学Ⅱ(形態・画像検査) | 必修 | |||
視能検査学実習Ⅰ(機能検査) | 必修 | |||
視能検査学実習Ⅱ(形態・画像検査) | 必修 | |||
視能訓練学Ⅰ(病態評価の基本的知識) | 必修 | |||
視能訓練学Ⅱ(弱視、斜視の病態) | 必修 | |||
視能訓練学Ⅲ(視能矯正管理の実践) | 必修 | |||
視能学総合演習Ⅰ(実践) | 必修 | |||
視能学総合演習Ⅱ(発展) | 選択 | |||
臨地実習Ⅰ(基本) | 必修 | |||
臨地実習Ⅱ(応用) | 必修 | |||
臨地実習Ⅲ(発展) | 必修 | |||
視能学評価実習 | 必修 | |||
保健福祉実習 | 必修 | |||
視覚リハビリテーション | 必修 | |||
視覚リハビリテーション演習 | 必修 | |||
視能学研究法Ⅰ(文献詳読) | 必修 | |||
視能学研究法Ⅱ(データ解析と考察) | 必修 | |||
卒業研究 | 選択 |