大田原キャンパス

薬学科

Department of Pharmaceutical Sciences

薬学部

6年制プログラム

地域医療への貢献をめざし臨床実習を重視した新しい6年制教育

2005年4月、大田原キャンパスに誕生した薬学部は、北関東の地域医療における薬剤師不足解消に貢献することはもとより、既設の医療機関や医薬品産業との連携によって、地域医療の活性化に大きな役割を果たすことが期待されています。本学は従来の薬学教育に不十分であった臨床薬学教育に重点を置いて教育を行います。

特に重視される臨床実務実習に関しては、薬学部棟の3階全フロアを占める、学内臨床実習施設(模擬病院薬局、模擬保険薬局など)において事前実務実習が充実していることが大きな特長です。

さらに学外においては、国際医療福祉大学病院、国際医療福祉大学塩谷病院、国際医療福祉大学市川病院、国際医療福祉大学三田病院、国際医療福祉大学熱海病院の5つの附属病院に加え、栃木県内の医療施設、保険薬局の協力のもと、きめ細かな臨床実務実習を行います。これらの臨床実務実習は、実際に臨床現場での実務経験豊かな教員スタッフが担当します。

6年間の学びの流れ

薬学共用試験対策

5年次から始まる実務実習に進むためには、4年次に行われる薬学共用試験に合格することが条件となります。CBT(コンピュータを使用した知識を問う試験)と、OSCE(医療現場に必要な技能と態度を問う客観的臨床能力試験)があり、低年次から反復練習と対策講義が行われます。

関連職種連携実習

薬学部では5年次に履修します。学部・学科横断でチームを編成し、各チームで情報収集、グループワーク、カンファレンスを行うなど、本物の「チーム医療・チームケア」を実践します。

薬剤師国家試験対策

6年次卒業認定後にはいよいよ薬剤師国家試験が待っています。この試験を突破するためには、直前の対策では間に合わないので、低年次から対策講義や演習授業が導入されています。