宮田 七歌さん
茨城県立水戸第二高等学校出身

充実した環境が整っており、自分が納得できるまで学べる。

本学は試験対策が充実しており、薬学共用試験のCBT、OSCEに向けた講義や実習がしっかりカリキュラムに組み込まれています。実習では実際の道具やくすりを使って練習ができ、先生方から丁寧な指導を受けられるため、試験本番に向けて自分が納得のいくまで対策をとることができました。本学でのさまざまな経験を通して、自分には何が必要か、何を学ぶべきかを考えながら日々努力をしています。たいへんなことは多いですが、やりがいを感じられてとても充実しています。

鈴木 莉空さん
千葉県銚子市立銚子高等学校出身

実際に手を動かすことで、講義で学んだことを深く理解できる。

「化学系薬学実習Ⅰ（有機合成）」では、医薬品の製造過程や純度を理解するために、有機化合物の合成法や分離法、合成した生成物の同定、構造決定の方法などについて学びました。実験器具の使い方や試薬を入れるタイミングなどについて事前にしっかり学修してから実習に臨んだので、スムーズに実験を行うことができました。実際に手を動かしてみると、簡単だろうと思っていた操作がとても難しかったこともあり、講義だけでは得られなかった深い理解につながったと思います。実験中の作業にはスピードや正確さが求められるので難しく感じることもありましたが、グループのメンバーと協働してうまく進めることができました。
将来は在学中に学んだくすりの知識や人との関わり方を生かし、患者さんの苦しみを和らげられる病院薬剤師になりたいです。責任を持って行動し、誰かの役に立てたらと思います。

笹山 奈々穂さん
福島県 日本大学東北高等学校出身

実習を通して実感したのは基本に忠実であることの大切さ。

「医療系薬学実習Ⅱ」では、調剤に必要な基本知識、技能、態度を身につけることを目的に、将来薬剤師として医療現場で働くことを想像しながら実習に取り組みました。調剤ミスは絶対に許されないので、基本に忠実に確認を行うことを徹底しました。薬剤を瓶から取り出すと、見た目の似ているくすりは見分けがつかなくなってしまいます。薬剤を取り出す前、取り出すとき、取り出した後に、きちんと声出し・指差し確認をしないと調剤ミスにつながることが、実際に調剤をしてみて改めてわかりました。
軟膏剤の調剤では、薬剤を軟膏つぼに詰め、表面をすり鉢状に成型する作業が特にたいへんでした。患者さんが気持ちよく軟膏剤を使えるように、きれいな状態に整えるように気をつけながら調剤を行いました。調剤の先には薬を待つ患者さんがいるということを常に意識しながら実習に臨めたと思います。

石丸 瑞季さん
栃木県立石橋高等学校出身

経済的な不安があっても薬剤師になる夢は叶えられます。

私立の薬学部は経済的な負担が大きいですが、特待奨学生制度のおかげで他の私立大学と比べて少ない負担で大学に通えています。特待奨学生になることは簡単ではありませんでしたが、選ばれたことで自信がつき、勉強に対するモチベーション維持につながっています。また経済的負担が軽減されたのでアルバイトに割く時間が少なくてすみ、勉強の時間を確保することができています。本学は勉強しやすい環境が整っており、先生方のサポートも充実しています。経済面が不安で薬剤師になることを悩んでいるなら、特待奨学生をめざしてチャレンジしてみて欲しいです。